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保健医療福祉政策の変容 官僚と新政策集団をめぐる攻防
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
発売年月日 | 2009/04/20 |
JAN | 9784623053834 |
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保健医療福祉政策の変容
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商品レビュー
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完全に理解するにはもう一度は読む必要がある。 学生であれば一章ごとにレポートを書きたかった。 医療、福祉に関わるにはこれまでの歴史・変遷と財源について、政治とどのような関わりをしたかを知ることが、現在の制度を理解することにつながる。 税制との関連も含めて知らなければならないという...
完全に理解するにはもう一度は読む必要がある。 学生であれば一章ごとにレポートを書きたかった。 医療、福祉に関わるにはこれまでの歴史・変遷と財源について、政治とどのような関わりをしたかを知ることが、現在の制度を理解することにつながる。 税制との関連も含めて知らなければならないということはこの本で学んだ。 個人の意見としては、株式会社病院の設立がなぜそこまでダメなのか、とは思う。しかし現在の民間病院の中でも競争は起きており、患者ニーズがあっても診療報酬の低い手技は民間ではやらない。政策的医療だけではなく、そういう背景のもとに公立病院があると考えている。株式会社が参入すれば競争はより激化するだろうし、医師会の権威やコントロールが効かなくなることを恐れているのではないか。 株式会社立の病院がいけない理由は大義名分であるとは思うが、行政と医師会との協力関係で得られる利益が上回るのであれば理屈としては納得できる。 混合診療については、その時にかかったコスト全てが丸ごと保険診療外になるので、先進医療にかかる部分のみ保険診療外とするべきだと考える。貧富の差で売れられる医療に差ができると言われるが、丸ごと保健適用外の方がコストがかかるためより経済的に恵まれている人にのみ開かれた選択肢となっている。また、保険診療も受けている場合は一度退院して、先進医療を受けるために入院し直すという手続きが必要であり、体は病院にずっといるにしても迅速な治療が受けられない。特に増悪のスピードの速い疾患であれば倫理的に問題のあるシステムではないかと思ってしまう。 特に心に残った箇所 第五章ネオリベラリズムの帰結 158ページ 患者の声が反映されるようになってきた転換点、199ページ 日本医師会の政権与党に対する影響力が低下した象徴としての小泉政権下での診療報酬減額
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