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竹岡式 ルーツで覚える英単語
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竹岡式 ルーツで覚える英単語

竹岡広信【著】

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竹岡式 ルーツで覚える英単語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞社
発売年月日 2009/04/10
JAN 9784620319322

竹岡式 ルーツで覚える英単語

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商品レビュー

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2017/11/22

英語を勉学する基本は文法と単語です。 文法は類書がいくつもありますが、結局文が取りうる形式をまとめただけですから、いくらか覚えてしまえばおしまいです。 ところが、単語は事情が違っていて、たくさんたくさんあります。辞書にしたって何十万も語数がありますよね。 しかも、日本語です...

英語を勉学する基本は文法と単語です。 文法は類書がいくつもありますが、結局文が取りうる形式をまとめただけですから、いくらか覚えてしまえばおしまいです。 ところが、単語は事情が違っていて、たくさんたくさんあります。辞書にしたって何十万も語数がありますよね。 しかも、日本語ですら覚え難い人がいるというのに、外国語の単語を覚えるわけです。大変なことだと小生は思います。 無理やり力づくで覚えたり、首っ引きで辞書を引く正攻法の手段もありますが、本書は重要な単語に絞って全く違う言葉の間を埋める説明をつけてくれます。 「なぜこの意味になるのか」という理由づけをルーツという形で説明しているのです。 もちろん、語根を利用して単語を分解して覚えるというやり方は、一つの手段でしかなくて、熱心に探求すべきことではありませんが、人間年を重ねると理屈でものを言ったり考えたりするようになりますから、こう言った本に頼るのもありかと思います。 「受験生には勧めない」とか一般書や新書を控えさせる言説をよく見かけるのですが、そもそも学問していくのに探究心や知識欲は不可欠(キホンを疎かにするのはいけないことですが!)。 余裕があれば、高校生がチャレンジしても小生は良いと思います。

Posted by ブクログ

2016/05/03

 駿台の特に英作文で有名な、ドラゴン桜のモデルにもなった先生による、語源(語根)から英単語を増やすという主旨の本。もとは「毎日ウィークリー」の連載をまとめたもので、59の語根と、そこから覚えられる6つの単語、という形で紹介される。  丸暗記ではない、英単語に関する知的な好奇心を掻...

 駿台の特に英作文で有名な、ドラゴン桜のモデルにもなった先生による、語源(語根)から英単語を増やすという主旨の本。もとは「毎日ウィークリー」の連載をまとめたもので、59の語根と、そこから覚えられる6つの単語、という形で紹介される。  丸暗記ではない、英単語に関する知的な好奇心を掻き立てながら覚えていく読み物になっている。よくある語源系の本だと、ひたすら派生形も含めて、マニアックに色んな単語を列挙して、ほとんど辞書的、ディレクトリ的な感じになってしまっているが、もともとが学習者向けの英字新聞の連載なので、そんなことはない。レベルも高校~大学受験レベル。  そう言えば高校の時に、succeedは「成功する」なのに、なんでsuccessiveが「連続的」なんだ、とかrespectは「尊敬する」なのに、例えばin this respectなら「この点で」、respectiveで「各々の」になるんだ、とか思った記憶があり、おれはそういうのを面白い、覚え甲斐がある、と思って覚えたけれど、なんでやねん、丸暗記か、と怒りと絶望を覚える生徒というのもいるのだろうと思う。そういう時に、spectは見ること(p.209)だから「視点」なんだね、とかsucceed(pp.217-8)は下に(sub-)進む(ceed)で、誰かの下に潜り込む、継承する、継承して偉くなる、成功する、ということだね、とサラッとつながりを示せば、なるほどと思う生徒もいるのかもしれない。ゆるやかなつながり、というのを示せれば良いのであって、ガッチリみっちりやると、それはそれで辛いお勉強になってしまいそう。だから、この本で、サラッと読んで分かればそれでOKだし、分からないつながりは、そんなもんなのかな、と読み飛ばす程度で良いと思う。でないと読むのが辛くなる。同じように、fineが「きめ細かい」で「罰金」(pp.50-1)とか、minuteが「細かい」で「分」とか(p.121)、面白い。humは「土」(pp.96-9)というのは初めて知った。humidは湿気があることだし、humbleは土になれる、低くできることだし、humiliateは顔に泥を塗る感じ、というのが面白いと思った。この本には載ってないが、exhumeという単語なんかまさに土から出すことだ、と思って、自分の知識と本の内容がつながることが面白い。同じくgeo-も「土」だそうで、Georgeは「土男」、Georgiaは「土子」となるのか?(p.125)と書いてあった。  英語教師としては、「単語を教える」ということの必要性や面白さを教えてくれる本だった。(16/04)

Posted by ブクログ

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