谷川雁 詩人思想家、復活 道の手帖

文学・エッセイ・詩集

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2009/03/30
• JAN: 9784309740263

商品レビュー

2014/10/13

［　内容　］
この時代こそ読まれなければならない戦後思想の真の巨人・谷川雁。そのあまりに先駆的すぎた思想と生の軌跡を若い論者が検証する。
吉本隆明、長谷川龍生、岩崎稔、酒井隆史他。

［　目次　］
「谷川雁入門」「流民」のコミューンを幻視する―「運動体」としての谷川雁
いま、谷川雁を読むということ―無数の情動からなる潜在的地平
谷川雁未刊行コレクション
インタビュー
エッセイ
二十一世紀の谷川雁へ
著作読解

［　問題提起　］

［　結論　］

［　コメント　］

［　読了した日　］

2010/03/20

目次：[谷川雁入門]「流民」のコミューンを幻視する――「運動体」としての谷川雁(米谷匡史)／いま、谷川雁を読むということ――無数の情動からなら潜在的地平へ(酒井隆史)／谷川雁未刊行コレクション／「原点」と「自立」、「工作者」と「庶民」の違いから(吉本隆明)／「ごっこ遊び」の詩人(長谷川龍生)／谷川雁と沖縄(高良勉)／ヘリコプターを買ってやるから(正津勉)／交渉、関係、水平性の思想――戦後左翼の陥穽をこえるために(岩崎稔)／谷川雁と三池闘争――「定形の超克」を中心に(水溜真由美)／ヴァカンスする山猫たち――大正行動隊論(栗原康)／蘇る「動乱の美学」谷川雁はどう受けつがれたか(平井玄)／著作解題(『原点が存在する』池田雅人/『工作者宣言』松本麻里/『戦闘への招待』小野俊彦/『影の越境をめぐって』入江公康/ほか)／　ほか