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環境問題をシステム的に考える 氾濫する情報に踊らされないために DOJIN選書
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環境問題をシステム的に考える 氾濫する情報に踊らされないために DOJIN選書

井村秀文【著】

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環境問題をシステム的に考える 氾濫する情報に踊らされないために DOJIN選書

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 化学同人
発売年月日 2009/03/20
JAN 9784759813234

環境問題をシステム的に考える

¥1,980

商品レビュー

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2010/02/13

環境問題を全般的に扱う本のほとんどは、テーマごとに章をわけていると思います。この本でも地球温暖化と生物多様性については、それぞれ1章ずつ設けて解説していますが、4章以降では、環境容量、地球と人間の歴史、コモンズとしての環境問題、環境経済学など、様々な視点からの環境問題の考え方につ...

環境問題を全般的に扱う本のほとんどは、テーマごとに章をわけていると思います。この本でも地球温暖化と生物多様性については、それぞれ1章ずつ設けて解説していますが、4章以降では、環境容量、地球と人間の歴史、コモンズとしての環境問題、環境経済学など、様々な視点からの環境問題の考え方について取り上げています。これらの考え方を整理して理解するのに役立ちます。 特に、環境経済学については、専門書を読むのはおっくうですが、これまでの流れや考え方の違いを分かりやすくまとめてあります。コモンズについても、まとまった議論に接する機会が少ないという意味では、有益でした。 むろん、これだけ多くの視点についてとりあげているため、若干物足りない感を持つ部分があるのも否めません。興味を持ったテーマについては、より専門的な本を読むための足がかりにするといった位置づけの本とも思います。 2012/3/28再読。 地球温暖化 ・海洋によるCO2吸収は、水温が上昇すると低下し、排出側になる恐れがある。 生物多様性 ・発見され命名されている種の数は175万種。発見されていない種を含め、毎年5万〜15万種が絶滅していると推測。 人間の歴史 ・全世界の人口は、6000〜5000年前に1000万人、AD1年に2〜3億人、1800年に10億人。 コモンズの悲劇の原因と処方箋 ・オープンアクセス:管理に関する共同のルールを決める。法律や国際条約、地域社会の慣習など。 ・外部性:環境管理の費用と便益を経済行為の中に内部化する。排出権取引制度、環境税など。 ・近視眼的個人主義:上の2つの管理システム、環境教育。 人間中心主義とエコ中心主義 ・環境と開発に関するリオ宣言は、人間中心主義の立場を表明したもの。 ディープ・エコロジー ・東洋の思想はエコ中心主義に近いように思われる。ネスの思想は東洋思想の影響を受けたものといわれる。

Posted by ブクログ

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