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江戸に学ぶ人育て人づくり 角川SSC新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川SSコミュニケーションズ |
発売年月日 | 2009/03/25 |
JAN | 9784827550634 |
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江戸に学ぶ人育て人づくり
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江戸に学ぶ人育て人づくり
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商品レビュー
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江戸時代の人育て、人づくりの様相を、様々な史料から紐解く。 キーポイントは父と「正直」。 巻頭口絵は往来物等の史料のモノクロ画像4ページ。 ・序文 第一章 父が遺した処世訓 第二章 江戸の父道 第三章 江戸の生涯指針 第四章 人づくりと正直思想 ・終わりに 主要参考文献有り。...
江戸時代の人育て、人づくりの様相を、様々な史料から紐解く。 キーポイントは父と「正直」。 巻頭口絵は往来物等の史料のモノクロ画像4ページ。 ・序文 第一章 父が遺した処世訓 第二章 江戸の父道 第三章 江戸の生涯指針 第四章 人づくりと正直思想 ・終わりに 主要参考文献有り。 多産多死、現代よりもはるかに平均寿命が短い、江戸時代。 庄屋、商家、武家は後継のため、父の一生は人育ての連続。 『親子茶呑咄』は大庄屋による子孫のための教訓書。 家業は第一だが、その次に重要なのが子育てと、記す。 『子供教草』は父から奉公している息子への教えの手紙。 『山鹿語類』は山鹿素行の父道。親は子の手本なり。 地域で育てる大原幽学の「預り子」教育。 中村新済の『父子訓』での父道と母道。 多彩な作者によって示される生涯の指針は、しつけ開始の年齢。 職業によっての違いはあれど、読み書きや男女の違いなど、 学び始める年齢が示されていて、興味深かった。 庶民子弟の読み書き教科書である「往来物」や一般成人向けの 教訓書で、特に「正直」が重視されていたことにも、注目。 「金のなる木」は幸福になるための心掛けの教訓図で、 その土台が「正直」。徳川家康が作者?とも伝えられている。 江戸時代の人育て、人づくりは、現代日本への指針でもあります。 庄屋の心得や家長の心得は、現代の企業経営者にも大切な内容。 「愛も厳も行き過ぎれば弊害あり」は、子育てでの、警鐘。 往来物と寺小屋教育との関係を知りたくての読書でしたが、 それを通り越しての江戸時代の教育の奥深さを知る、内容でした。
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自分を省みて、決して誉められた子育てをしてこなかったに違いなく、学ぶにはちと遅い。我が子 には気の毒であった。それにしても、江戸期の学者の教えは立派なものだ。
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