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エコ・テロリズム 過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ 新書y
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 洋泉社 |
発売年月日 | 2009/03/21 |
JAN | 9784862483034 |
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エコ・テロリズム
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エコ・テロリズム
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商品レビュー
3.5
12件のお客様レビュー
今更ながら読んでみたが、全体のバランスが取れていない思考の人が暴れているような気がした。 パタゴニア(プランド)は資金提供しているようだが(本書より、そのようなことが喧伝されないのはなぜだろうか?)
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バイオエネルギーに対する反対の背景に、アメリカで連綿と続く、森林伐採への反対運動があるような気がしてきて、ちょっと勉強してみる。 グリーンピースやシー・シェパード、アース・ファースト!に連なる系譜、それに対するワイズ・ユース運動など、ちゃんと理解しておいた方がよい。 その背景...
バイオエネルギーに対する反対の背景に、アメリカで連綿と続く、森林伐採への反対運動があるような気がしてきて、ちょっと勉強してみる。 グリーンピースやシー・シェパード、アース・ファースト!に連なる系譜、それに対するワイズ・ユース運動など、ちゃんと理解しておいた方がよい。 その背景にソローに連なる非暴力不服従の思想がありつつ、しかし暴力化しやすい点も大事。 リチャード・パワーズのオーバーストーリーズと合わせて読むことをおすすめする。
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(01) テロリズムが相対化されている.エコ・テロリズムは,テロリズムの一部というだけでなく,現代におけるテロリズムの本質を含む「市民的な」活動という一面が本書から感じとることができる. 捕鯨問題や反エコ・テロリズムといった現代的なトピックの紹介にとどまることなく,ソローからディ...
(01) テロリズムが相対化されている.エコ・テロリズムは,テロリズムの一部というだけでなく,現代におけるテロリズムの本質を含む「市民的な」活動という一面が本書から感じとることができる. 捕鯨問題や反エコ・テロリズムといった現代的なトピックの紹介にとどまることなく,ソローからディープ・エコロジーへといたる思想的背景(*02)から,直接行動(*03)や市民的不服従の伝統を説いている.また,運動の中で組織的な分裂が生じており,運動の周辺では,右派左派が時には入り混じりながらこの運動に参加していく様子も描かれている. (02) 「黙示録的傾向」とした節では終末論や人口論からのエコ・テロリズムへのアプローチが描かれ,運動の根深さや広がりにおいて,欧米やその一部の市民に限定されることのない運動へのシンパシーを感じる. (03) ナショナルパークやレンジャーといったアメリカの自然の前線にある連邦機関がテロリズムにどのように対処しているのかも示されているが,こうした制度そのものがまた,運動の一部をなしていたという経緯にも解き明かしている.
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