蠅男

田口ランディ【著】

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2009/02/25
• JAN: 9784163279305

商品レビュー

2020/07/01

腐純愛小説(自分または相手が腐ってしまうほどの純愛)というが、これは純愛なんだろうか。この愛が深いと思えない

2010/11/03

田口ランディの小説は
読んだ後ものいつもものすごく怖くて
やっぱり後悔するんだけど
新しいものを見かけると
ついついいつも読んでしまう。

これは短編集をまとめたものだけど
どれも怖くて本当に気持ち悪かった。

でも怖さとか醜さの中にある
美しさを感じることができる。

最後に収められている
『鍵穴』という話しが特に気になった。

2010/11/02

ばななさんを

田口ランディ「蠅男」すごく面白かった。人生経験が深くないと書けない小説。「海猫の庭」を読んでおいおい泣いたらなにかが癒された。ラストの「鍵穴」は私には一生書けないものすごいものだった。人間存在の滑稽さそして真の優しさ。号泣。

と言わしめた、ランディさんの新刊。

蠅男
きもちわるかった。。。

サイボーグ・ナナ
この短編集の中で一番好きかも。
携帯依存な家族が出てくるお話。

すっぽん
蠅男よりさらにきもちわるかった。。。

海猫の庭
さいごに優しくなるお母さん。

蛙たち
こわかった。

鍵穴
ケンジがメグミに自分の過去を打ち明けるシーンがよかった。
メグミがケンジにかわいく恋をしているのがとてもかわいかった。

ばななさんよりも深くは読み取れなかったけど・・・
やっぱりどんなお話の中にもかわいく恋愛が入ってると反応してしまいます。
そんな脳だからしょうがないのかな。