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えむ×えす(下) グリーンアローCスペシャル
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えむ×えす(下) グリーンアローCスペシャル

さのたかよし(著者)

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えむ×えす(下) グリーンアローCスペシャル

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 グリーンアロー出版社
発売年月日 2009/03/16
JAN 9784766334166

えむ×えす(下)

¥712

商品レビュー

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2010/05/31

タイトルの「えす」はシスターのS

表紙を飾る義妹が物語るように、後半として第9話から始まる本巻は、いきなり義母が町内旅行という形で一時退場する。この前に、家族全員で行くとか義妹は行かないとかのドラマがあるのは上手だったし、町内のアイドルたる義母を、よくもまぁ混浴風呂目当ての下心満載なオヤジ達が群れる中に1人で行か...

表紙を飾る義妹が物語るように、後半として第9話から始まる本巻は、いきなり義母が町内旅行という形で一時退場する。この前に、家族全員で行くとか義妹は行かないとかのドラマがあるのは上手だったし、町内のアイドルたる義母を、よくもまぁ混浴風呂目当ての下心満載なオヤジ達が群れる中に1人で行かせるなぁ、などとどーでもいいことも思ったが、いずれにせよ2泊3日の「2人っきり」となる主人公と義妹である。当然ながら結ばれる。主人公と義母との関係を知った上で、それに対する自分の気持ちや感情を真っ正面からぶつけ、正攻法で想いを伝えるのが何とも義妹らしい。もとより主人公ラヴだった義妹の念願がようやく成就した後の、ヤりまくり三昧な第11話から官能成分も濃くなるが、続く第12話で早くも兄妹の関係が義母の知るところとなる。ここからは若干性急な感じもしつつ一気にクライマックスへと向かっていく。家族の調和を取り戻そうと逡巡する義母に対して、開き直り気味に3人の「新しい関係」構築に動き出す義妹が何だか潔くて天晴れ。義母の“隠れ属性”まで炙り出されるオマケ付きで、一皮むけた家族のスタイルが確立される結末である。 読み終えてみれば、何だかフランス書院文庫(誘惑系)官能小説の展開に近いものを感じ、何となく腑に落ちるというか、良い意味で見慣れた、個人的にも好きな形に収まっていた。第14話のタイトルではないが、まさに「雨降って地固まる」オチである。余談だが、旅行から帰ってきた義母の、義妹の帰宅前に主人公と交わるシーンが、たった1コマながらさらにエスカレートした関係を絶妙にいやらしく描いていて印象的だった。また、描写に作画にコメディやドラマの要素など、様々なところに非凡なセンスを感じた作品であり作者だった。でも、やっぱり官能描写はもっと増量してほしかったな。

DSK

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