商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/02/25 |
JAN | 9784087464030 |
- 書籍
- 文庫
そろそろくる
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そろそろくる
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
PMSのことを書いた小説だと知って購入。 生理前に暴れ出す主人公の描写から始まったけど、初っ端からわかるー!!って思いながら読んでた。 好みの文であっという間にさくさく読んだ。 基樹くんがオレもPMSかもしれない、って言ったシーンでは反射で、何を言ってるんだこいつは、と思ってしまったけど、よく考えたら気分の波があるのはPMS持ちのひとだけじゃなくて他の女性も、もちろん男性だってあることだなと思い直したし、自分だけって思ってはいけないなって考えさせられた。ありがとう基樹くん 中島たい子さん、初めましての作家さんだったけどかなり読みやすくてストーリーも面白かったので他の作品も読みたい!
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女性だけでなく、男性にも読んで欲しい本だな、と思いました。 内容は、生理前の一週間ほどに現れる様々な身体・精神的不快症状であるPMS(月経前症候群)について、主人公の女性の独白(=ストーリー)を辿りながら眺めていく、というものになっています。 女性からしてみれば、「ある...
女性だけでなく、男性にも読んで欲しい本だな、と思いました。 内容は、生理前の一週間ほどに現れる様々な身体・精神的不快症状であるPMS(月経前症候群)について、主人公の女性の独白(=ストーリー)を辿りながら眺めていく、というものになっています。 女性からしてみれば、「あるある」「私もそう」といった共感がある中で、男性が読んでも面白くない、ということは全くない作品だなと感じました。 男性が読むのであれば、PMSの真っ只中にいる女性が、突然泣き出したり落ち込んだりしている原因について、そしてその時の女性の内面について知るにはもってこいの内容です。 ドキドキハラハラするようなお話ではありませんし、驚くような仕掛けのある本ではありませんが、日常の中で女性というものを切り取った、実に写実的な作品です。 「お話だから盛ってるんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際、こんなもんです。 PMSがある人は、だいたいこういう風に生きていますよ、というお話です。 ちなみにですが、私は漢方薬にたどり着いて、かなり改善されました。
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「変な生き物だよね、私たち」 「かなりね。あまり知りたくないよね」(146ページ) PMSか、ピーターパン・末期・シンドロームか、なにか分からないけれど、 毎月やってくるそのホルモンに翻弄される女たち。 「自分が変なことに、もっと自信を持てよ!」(143ページ) けれど、繰...
「変な生き物だよね、私たち」 「かなりね。あまり知りたくないよね」(146ページ) PMSか、ピーターパン・末期・シンドロームか、なにか分からないけれど、 毎月やってくるそのホルモンに翻弄される女たち。 「自分が変なことに、もっと自信を持てよ!」(143ページ) けれど、繰り返し来るその波を超えていくことが、 女にとっては、生きること。そんな物語り。
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