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日本の民俗(12) 南島の暮らし
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日本の民俗(12) 南島の暮らし

古家信平, 小熊誠, 萩原左人【著】

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日本の民俗(12) 南島の暮らし

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2009/02/20
JAN 9784642078795

日本の民俗(12)

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2019/08/18

奄美・沖縄・宮古・八重山といった南島地域の民俗文化を紹介し、これらを論じた書。南島特有の習俗である「年祝い」「門中による祖先祭祀」「豚肉食」の三つを取り上げ、歴史的背景も考慮しつつこれらを解説する。 本書は、沖縄をはじめとする南島の民俗文化を論じたものである。地理的・環境的要因故...

奄美・沖縄・宮古・八重山といった南島地域の民俗文化を紹介し、これらを論じた書。南島特有の習俗である「年祝い」「門中による祖先祭祀」「豚肉食」の三つを取り上げ、歴史的背景も考慮しつつこれらを解説する。 本書は、沖縄をはじめとする南島の民俗文化を論じたものである。地理的・環境的要因故に日本本土とは異なる文化を発展させてきた南島地域は、同時に外部からの様々な圧力(中国との冊封関係・琉球処分・アメリカ統治など)による変容を受けてきた文化圏でもある。本書ではこうした歴史的背景を把握し、南島の民俗文化がどのようなものであるか、またどのような変遷をたどってきたかを考察している。第一章ではトーカチ、カジマヤーといった年祝いの儀礼を取り上げ、元来長く生き過ぎた長寿者の死を願う(或いはそこからの生まれ変わりを祈願する)疑似葬式の儀礼が長寿にあやかる祝賀の儀礼へと変わっていく過程を追う。第二章では親族集団である門中とその祖先祭祀を扱い、門中制度が今日までの歴史的外圧の中でどのように変化していったのかを論じる。第三章では南島の肉食――とりわけ豚肉食の文化を紹介し、その多彩な肉食文化の様相を概説する。 歴史的資料をも駆使しつつそれぞれの文化を解説する本書は、南島文化を概観すると共にそのダイナミズムを紹介するものであるとも言えるだろう。

Posted by ブクログ

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