商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2009/01/30 |
JAN | 9784344981133 |
- 書籍
- 新書
人はなぜ怒るのか
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人はなぜ怒るのか
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
頭ではわかっているし、読書や運動や歌なんかの本著で提供されているメソッドだって自然にやってきている。それでも、長年培ってきた「こうあるべき」というクセは抜けず、イライラも止まず、生きづらい毎日を生きている。 相手に対して、ましてや自分に対しても、期待とかけ離れた状況を許せずにイ...
頭ではわかっているし、読書や運動や歌なんかの本著で提供されているメソッドだって自然にやってきている。それでも、長年培ってきた「こうあるべき」というクセは抜けず、イライラも止まず、生きづらい毎日を生きている。 相手に対して、ましてや自分に対しても、期待とかけ離れた状況を許せずにイライラしているんだろうな。死んで人生を早く終わりたいという願いや期待に対して、それが叶わず、ただ生きるために仕事に行き、なんとか1日を終えて、そしてまた明日を迎えるという苦行のような毎日を送っている自分にイライラしている。これは死ぬまでどうしようも無い。と諦めれば、期待値が下がり、少しはイライラしなくなるのだろうか。ムズイ。
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他人に期待している事、そして自分の中にあるべき論についてハッとさせられた。 アサーティブってかなり難しいので、安全な所(カウンセリング)で吐き出すのが精一杯だと思いました。
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現代社会には怒りが溢れている。本書では、その怒りのメカニズムを説き、どのような対処方法があるかを示し、さらにはどう昇華するかを紹介している。 人は、自分の期待と現実の事象にズレが生じると怒りを、そこまでいかなくともイライラを感じる。一見、原因は他者にあるように見える場合でも、実...
現代社会には怒りが溢れている。本書では、その怒りのメカニズムを説き、どのような対処方法があるかを示し、さらにはどう昇華するかを紹介している。 人は、自分の期待と現実の事象にズレが生じると怒りを、そこまでいかなくともイライラを感じる。一見、原因は他者にあるように見える場合でも、実は他者に対して多くを期待し過ぎている自分が存在する。つまり、自分の意識を変えることで怒りはある程度コントロールできる。 一方で、怒りの感情の裏には別の感情が潜んでいる。それに向き合うことで、怒りを負のパワーとして爆発、発散させるのではなく、自分の気持ちを伝えるために上手に表現することができる。 怒りとうまく付き合えるようになると、いろいろなことが良い方向に向かい出し、ポジティブ・スパイラルが形成される。怒りとうまく付き合うためには、訓練が必要だが、そのためのメソッドも紹介している。 以上が本書の大まかな内容だが、読んでいて、自分で思い当たる節が数多くあり、なるほどなと思わせられることが多々あった。特に、自分の期待に対して、相手が100%応えてくれるというのは相手に対する甘えだという話は衝撃的だった。 相手が100%応えてくれると思っているから、90%しか応えてくれなかったときには怒りが生じる。初めから70%程度しか期待していなければ、90%応えてくれると期待以上の喜びを得られる。相手の反応は同じでも自分の意識の持ち方一つで大きな差が出る。 相手に多くを期待できない社会というのは、それはそれで問題の気もするが、日常生活でのイライラを少しは減らせるようになる気がしている。
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