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地方を殺すのは誰か 立ち上がれ、圧制に苦しむ地方の経営者よ!
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2009/01/27 |
JAN | 9784569706191 |
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地方を殺すのは誰か
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地方を殺すのは誰か
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しばらく前に読み終わっていたものを久しぶりに発掘した。 本の内容ではないが、筆者の背景から・・・ 筆者は鹿児島に住むものなら知らない者はいない岩崎産業グループの3代目社長。 交通・宿泊・酒造など多くの事業を抱えており、この会社なくしては鹿児島はどうなるかわからない。それほど鹿児...
しばらく前に読み終わっていたものを久しぶりに発掘した。 本の内容ではないが、筆者の背景から・・・ 筆者は鹿児島に住むものなら知らない者はいない岩崎産業グループの3代目社長。 交通・宿泊・酒造など多くの事業を抱えており、この会社なくしては鹿児島はどうなるかわからない。それほど鹿児島地域を支える会社。 初代社長の岩崎與八郎は先見の明があり、戦後に屋久島などの木材を運搬し事業を拡大。その後は交通事業参入の他、リゾートの時代が来ると読み、指宿にリゾートホテルの建設を行い巨万の富を得た。 岩崎の名前だったのでGHQに「お前三菱財閥の岩崎関係者だろ」と指摘されたと聞いたこともある。二代目は世界の富豪100位以内に選ばれるほど。そんな家庭の3代目社長。 鹿児島の村社会の強さなどを思い知らされる一冊。 そしてそれに挑む三代目社長は公的な判断で語ってもらおうと訴訟型企業をもって対抗する。 途中は運輸局などとも意見の違いから訴訟をおこす。ところどころに日本の地方自治に対する過激な意見があり、面白い視点で描かれる。 最後の章にはリーダー不在が地方を殺すとあり、3代目社長としての重圧に耐えながらも地方の在り様・会社経営者の在り様を説いている。 企業規模の大きさから自らの信念をもって動かなければならなかったのが見て取れる。時に過激だと感じられるところもある書籍。 地方企業のTOPが書いた書籍であり、地域特性の中での経営者目線を垣間見ることができた。
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著者は鹿児島県下において、バス・船舶・ホテルや酒造(こちらでは焼酎なんでしょうが)業を他をもついわさきグループの総帥。グループの三代目として50数社を参加に抱えるコンツェルンを率いています。そのような出自の著者が上梓した本は、現代を生きる戦う経営者として、昨今の公僕のおかしさ、...
著者は鹿児島県下において、バス・船舶・ホテルや酒造(こちらでは焼酎なんでしょうが)業を他をもついわさきグループの総帥。グループの三代目として50数社を参加に抱えるコンツェルンを率いています。そのような出自の著者が上梓した本は、現代を生きる戦う経営者として、昨今の公僕のおかしさ、異常さについて糾弾せざるを得ないところを、この国の未来のために訴えかけています。 どうもこの国はおかしくなってきているというのは、結構誰でも思うところでありましょう。グローバルスタンダードを印籠のように掲げて規制緩和してきた結果は、失われた20年に見られるように疲弊しか生まず、会社においては仕事をしないものが勝ち組のような状況を生んでしまいました。 その昔公僕といえば、曲がりなりにも公のことを第一義とし、それなりの優秀なものがなるために、民間においては指導を仰ぐようなところがあったと思うところですが、昨今の下級官吏(まあ木っ端役人とは言わないようにしておきましょう)などはひどいもので、ちょっと待てよと思うことが多々あります。 語ろうと思えばかなりの長文になるでしょうし、思うところはいっぱいあるものの、サイレントマジョリティーとしてこの場所ではこれくらいにしておいて、是非本書を多くの方が読めばなあと思うところでありました。
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