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森林の崩壊 国土をめぐる負の連鎖 新潮新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/01/20 |
JAN | 9784106102967 |
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森林の崩壊
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森林の崩壊
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
木材を大いに消費し、森林に関わる産業に従事している為、こちらの本を手に取りました。 現場を知らない人が、全国で画一的な補助金制度を作り、林業という地域性が非常に強い業界の足かせとなっている現状。林業の補助金制度に着目していましたが、日本社会のあらゆる問題にあてはまることと思いま...
木材を大いに消費し、森林に関わる産業に従事している為、こちらの本を手に取りました。 現場を知らない人が、全国で画一的な補助金制度を作り、林業という地域性が非常に強い業界の足かせとなっている現状。林業の補助金制度に着目していましたが、日本社会のあらゆる問題にあてはまることと思います。 本書の中でありました、どこの地方に行っても似たような街並み、地域性が見られないというのはよくわかります。地方に行った際に、個々のお店や狭い範囲で地域性を感じる場面はありますが、街全体に地域性を感じる事はあまりありません。これらは、地域性を勘案しない画一的な補助金制度や規制の結果なのではないかと考えさせられました。 あまり欧米の価値観や、個人の意見をはっきりという文化を礼賛するような事は好きでないのですが、あの美しい欧州の街並みというのは、守ろうという強い意識や、現場にこれからも長く携わる、技術や知識のある方に責任と権限を持たせる仕組みが確立されて、はじめて作られるものと知りました。決して補助金や規制によってコントロールできるものではないようです。現場を知ることが大切ではなく、現場が大切です。 日本の伝統木造建築が守られ、国内の木材の価値が上がり、森林も豊かとなる好循環にどうすれば変えられるのか。少なからず森林と関わる産業に従事している者として、この視点は持ちたいと思います。
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森林の崩壊。白井裕子先生の著書。日本の森林行政や森林管理の問題点がよくわかります。現行の森林行政や森林管理は無駄が多くて旧態依然。誰のための森林行政や森林管理なのでしょうと思いました。
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国土の三分の二の森林を守り育てているのは人口の0,05%にも満たない5万人の人口。近代の優等生としての日本が如何に自らの国土を痛みつけてきたかということがよくわかる。本レポートを世に問うた著者の志に謝するべき。
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