「無邪気な脳」で仕事をする

黒川伊保子, 古森剛【著】

• 販売会社／発売会社: ファーストプレス
• 発売年月日: 2009/01/14
• JAN: 9784904336212

商品レビュー

2018/12/31

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2018/10/08

どこで推薦されていたか、忘れてしまったのだが、本書は、久しぶりに異質な世界に触れた感じがする。最初は馴染めないなあと思ったが、読み進めるうちに、なるほどと思える部分がいくつかあった。
個人的に、人の思考回路は、環境によって形成されるものと考えていたので、男性と女性で思考回路が異なるという考え方は、違和感があったのだが、共著者の一人である脳科学者の黒川氏曰く、「女性脳と男性脳の大きな違いの一つに、脳梁という右脳と左脳をつなぐ場所の太さがある」とのこと。「女性と男性では脳梁の太さの違いによって、これらの回路を使う割合が異なります。女性のほうが全体回路…を頻繁に使うし、男性の場合は、…直観に根差した全体回路はときどき使うという特徴」があるという。もちろん環境要素も関わると断りながら、脳の構造の違いで思考回路が異なるというのは定説であるらしい。その結果として、例えば、「女性は、感じたことがすぐ言葉になります。」といったことがあげられる。
なかなか面白かった。

2016/09/24

尊敬する古森さんの本で、非常に良い本だと思う！
以下が中でも特に印象に残っていて、何度も見返したい言葉
・早寝早起き、朝ごはん、適度な運動が脳活性化への習慣
・自分のことをさらけ出して、相手のことを心底わかろうとした時に『相手の背骨を掴む』ことができる。
・イメージする力によって成果は大きく変わってくる。例えば、企画書を書くときは出版するつもりで書くと出来が全く変わる。音読でなりきるのと一緒
・人の非論理的な世界への洞察が持てるかどうかで自分の存在意義は大きく変わる。論理ではなく、人がどう感じるか、
にフォーカスを当てれるか