商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/02/19 |
JAN | 9784088776026 |
- コミック
- 集英社
ONE OUTS(20)
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ONE OUTS(20)
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ワンナウト(ピッチャーがバッターからワンナウトをとれるかどうかをを争うゲーム。バッターは三振するか、打ってもインフィールドに打球をバウンドさせたら負け。それ以外はピッチャーの負け)というギャンブルで無敗の主人公がガチの野球選手に敗北したことがきっかけでプロ野球選手になり、優勝した...
ワンナウト(ピッチャーがバッターからワンナウトをとれるかどうかをを争うゲーム。バッターは三振するか、打ってもインフィールドに打球をバウンドさせたら負け。それ以外はピッチャーの負け)というギャンブルで無敗の主人公がガチの野球選手に敗北したことがきっかけでプロ野球選手になり、優勝したことがないチームを優勝に導く話だった。サブ主人公である児島の掘り下げ回『最後の夏』で児島が投手から打者へ転向したきっかけ(余命宣告された友達のためにホームランを打つ)は王道ながらも感涙した。チームが勝利にこだわるようになった瞬間に主人公が発したセリフ「自信とは『楽観的勘違いだ』」が印象に残った。
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最終巻。オールスターで10奪三振を敵のオーナーが勝手に言ってしまう。オールスターでは3回しか投げないので9三振は物理的に無理。さらに、キャッチーが脅迫されていて、バッターの嘘の情報を流し、打たれてしまう。これでは10奪三振は無理、と思いきや、三振振り逃げは三振に数えるので、一回に...
最終巻。オールスターで10奪三振を敵のオーナーが勝手に言ってしまう。オールスターでは3回しか投げないので9三振は物理的に無理。さらに、キャッチーが脅迫されていて、バッターの嘘の情報を流し、打たれてしまう。これでは10奪三振は無理、と思いきや、三振振り逃げは三振に数えるので、一回に4奪三振が可能というトリックになる。 そのためにパスポールするような球を投げたり伏線があちこちに効いている。 「ライアーゲーム」の世界を野球に持ち込んでトリッキィな仕掛けで魅了した異色の野球漫画だった。サインを盗みどう知らせるか、さらにそれを承知でどう利用するかなどの推理、ロジックが楽しい。これだけの展開を思いつく甲斐谷忍さんはスゴイ人だ。どこまでも付いていきますと言いたくなる。 実際はそう計算通りにはいかない荒唐無稽なことなんだが、それを上回る面白さで20巻楽しませてもらった。屁理屈漫画の傑作だ。
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全巻読み 最初の巻でこれスポーツ漫画の絵じゃないだろうって思ったけど、序盤のトリックプレイ、前半のイカサマ対決、中盤のオーナーとのバトル、終盤のマジメな戦い。 面白かった。 ジャイアントキリングが好きな人はこれも好きだろうな。
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