詩集 朝のワーク

葛原りょう【著】

• 販売会社／発売会社: 文芸社ビジュアルアート
• 発売年月日: 2008/12/28
• JAN: 9784862647566

商品レビュー

2023/10/22

詩人会議2004年度投稿最優秀賞､2006年度第4回｢詩と創造｣奨励賞受賞の著者の世界が､今ここに蘇る｡文芸社ビジュアルアート出版文化賞ポエトリー部門最優秀作品｡
葛原 りょう
1978年生まれ｡詩人会議､雑誌｢衣｣同人詩と創造､COAL SACK SPACE､月光の会に所属｡東京都三鷹市生まれ｡
1996年高校中退後､武者小路実篤提唱の共同体｢新しき村｣に入村｡
2004年｢詩人会議｣年間投稿最優秀賞を受賞する｡
2005年第4回｢詩と創造｣奨励賞を受賞｡第1詩集『朝のワーク』(書肆青樹社)刊行｡
2007年『原爆詩一八一人集』(ｺｰﾙｻｯｸ社)に参加｡
8月6日､広島平和記念公園内で野外朗読ライブ｢声をともして｣を成功させる｡
｢NHKラジオあさいちばん｣で2回出演｡
第2詩集『魂の場所』(ｺｰﾙｻｯｸ社)刊行｡｢H氏賞｣､｢日本詩人クラブ新人賞｣でトップノミネートされる｡
｢詩人会議新人賞｣で入選｡短歌では高坂明良のPNで活動する｡
12月に月乃光治主催｢こわれ者の祭典｣にゲスト出演する｡
2008年詩集『朝のワーク』が2008年度文芸社VA大賞詩部門最優秀賞を受賞する｡
ほか｢白鳥省吾賞｣入賞｡11月1日に｢東京ポエトリーフェスティバル2008｣に歌人として参加。
傑作「チョコレイトの夜」や自らの警備員の深夜勤務の経験とうつ病経験を組み合わせた「深夜勤務」や自らの中で言葉を絞り出す苦闘をボクサーに例えた「ボクサー」や「冬のモノローグ」や親友ナオキに捧げた「九尾ーナオキに」やなど太宰治、中原中也の寂寥感や孤独を秘めた詩集です。