商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2009/01/01 |
JAN | 9784480425447 |
- コミック
- 筑摩書房
近所の景色/無能の人
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近所の景色/無能の人
¥836
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
夫に勧められて拝読。 夫が石を拾う、俳句に興味を示すところが、登場人物と重なる。 生きにくい人が生きて行くための独特の世界観。 しみじみしたくないのに、しみじみしちゃう。
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山の人からお借りした本。 暗い。暗いなぁ。 リゾートしらかみに乗ってるときに 読むべき漫画ではなかった。 主人公の奥さんが言った言葉 「私怖いわ。あなたの性格って自分で自分をだめな方へ追い込んでゆくんだもの。」が印象的 あとがきにあるストリップ女優 一条ゆかりさんの...
山の人からお借りした本。 暗い。暗いなぁ。 リゾートしらかみに乗ってるときに 読むべき漫画ではなかった。 主人公の奥さんが言った言葉 「私怖いわ。あなたの性格って自分で自分をだめな方へ追い込んでゆくんだもの。」が印象的 あとがきにあるストリップ女優 一条ゆかりさんのコメント 「自分の弱さを正直に表現できるのって、やっぱり内面の強さがあるからだし、才能のある人だから、弱さも魅力的に見えてくる」 これには深く頷いた。思い当たる節がある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第4回 近所の景色/無能の人 (↓以下4作、プレ石屋。夫婦関係がおだやか。) ・魚石 1979 中で魚がはねるのかねハハハハハ。 ・近所の景色 1981 私は檸檬の気分を味わうこともできなくなった。 ・散歩の日々 1984 自分は売上げ金を三百円、くすねた……。 ・ある無名作家 1984 その夜、久しぶりに菖蒲湯にはいった。子供のときの銭湯以来だった。ふと子供の頃、義父にひどい仕打ちをうけたことを思い出した。 (↓以下6作、石屋シリーズ。意外にも「ガロ」から十年後、「別離」絶筆直前に、この最盛期が来ているのだな。) ・石を売る 1985 うんそうだ。虫けらとは父ちゃんみたいなものだ。 ・無能の人 1985 この膨大な石くれを金にすることができたら……。 ・鳥師 1985 いま最もナウイストーンハンティング ・探石行 1986 こうしていると一家心中にきたみたいね。/これから先、私たちどうなるのかしら。考えてみると私たちって親しい友達もないし親兄弟とも疎遠だし。なんだか世の中から孤立して、この広い宇宙に三人だけみたい。 ・カメラを売る 1986 いいなァ骨董品に埋もれるようにして……オレ自身骨董品のようになって……市井の片隅に埋もれる人生……。 ・蒸発 1986 井月も山井も大馬鹿ものだよ……。 (解題・高野慎三 解説・食べさせてあげたい人 一条さゆり)
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