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日本の歴史(03) 大王から天皇へ 講談社学術文庫1903
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日本の歴史(03) 大王から天皇へ 講談社学術文庫1903

熊谷公男【著】

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日本の歴史(03) 大王から天皇へ 講談社学術文庫1903

1,496

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/12/12
JAN 9784062919036

日本の歴史(03)

¥1,496

商品レビュー

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2020/02/05

タイトルの通り、「大王」から「天皇」へと変化していく時代を描く。例えば即位のあり方も臣下に推戴される形から譲位する形への変化がみられ、天皇の意志による王権の継承が始まり、王権も他と隔絶するようになる。天皇は「政治的な神」となるという。「日本」の国号も日本的天下観を反映したもので、...

タイトルの通り、「大王」から「天皇」へと変化していく時代を描く。例えば即位のあり方も臣下に推戴される形から譲位する形への変化がみられ、天皇の意志による王権の継承が始まり、王権も他と隔絶するようになる。天皇は「政治的な神」となるという。「日本」の国号も日本的天下観を反映したもので、日の土台であるという意味に解釈し、00巻で網野氏が提示したような中国から見て日出る方角にある国という意味で名付けたとする見方を批判する。個人的には本書の解釈の方がしっくり来た。国際関係の影響も論じられ、全体的に面白く読んだ。

Posted by ブクログ

2015/05/08

王から神への飛躍はいかにしてなされたのか なぜ天下を治める「大王」たちは朝鮮半島・大陸との貪欲な関係を持ったのか。仏教伝来、大化改新、壬申の乱。。試練が支配体制を強化し、「日本」が形成される。

Posted by ブクログ

2014/10/10

古墳と、手塚治虫の「火の鳥」が好きなので読んでみた。 考古学者らしく、発掘品と、「古事記」「日本書紀」のような文献から、倭国から日本が誕生するまでの様子を著者なりの解釈を加えながら読み解いた本です。 あくまでノンフィクションなのですが、元々の文献が物語テイストなので面白可笑しく...

古墳と、手塚治虫の「火の鳥」が好きなので読んでみた。 考古学者らしく、発掘品と、「古事記」「日本書紀」のような文献から、倭国から日本が誕生するまでの様子を著者なりの解釈を加えながら読み解いた本です。 あくまでノンフィクションなのですが、元々の文献が物語テイストなので面白可笑しく読めました。 皇位を巡って繰り広げられる血で血を洗う骨肉の争いは、天皇という地位が確立されてからの公家的イメージからはかなりかけ離れたものです。 数多ある豪族たちのトップに君臨したわけだから、その初期は力でもって捩じ伏せていったのは当然といえば当然なのかも。

Posted by ブクログ

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