商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/12/10 |
JAN | 9784167753221 |
- 書籍
- 文庫
希望
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商品レビュー
2.8
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読。 なのに結末が思い出せなかった。そのぐらい複雑な内容だったのか❓ 少年が老婦人を殺して少年院を出、母親の精神状態が不安定でカウンセリングを受けている所から始まる。カウンセラーも心に傷をもち、その友人は歪みをもち癒しを求めている。 殺人者の家族の心や殺人者の心がどんなのか深く掘り下げた話かと思ったけど、全然違って何故殺したのか分からないと本人は言い、しかも冷静で何を考えているのか分からないと母親は言う。妹も半端な内容で結末を知りたいと読み進めていくけど、残念。。
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この著者は平凡な人々の心の闇の描写が抜群に上手い。平凡な日常を送ってきた(いる)と客観的には見える人物でも、主観的には事件があり生涯にわたり傷を残している。犯罪者と平凡な人間の境目などないようだ。 読んでいると、自分自身が平和に日常を送ろうとしていて、敢えて見ないようにしている身...
この著者は平凡な人々の心の闇の描写が抜群に上手い。平凡な日常を送ってきた(いる)と客観的には見える人物でも、主観的には事件があり生涯にわたり傷を残している。犯罪者と平凡な人間の境目などないようだ。 読んでいると、自分自身が平和に日常を送ろうとしていて、敢えて見ないようにしている身近な心の落とし穴を鮮やかに示されたような、寒さを覚える。この著者の心は健康だったのだろうか。未来を諦めたような暗い読後感を覚える著作が多い。 この本のタイトルを何故こうつけたのかを知りたい。誰かに助けて欲しかったのだろうか。その希望は叶わなかったのだろうか。
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登場人物がミステリアスすぎて気持ちを汲み取れないことが多かったです。 はっきりとした言葉で答えが欲しくなる作品。 でも理由をしがしてしまうのがダメなのかな??
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