ただ、愛のために ニュータイプ リンダブックス

加藤淳也, 田中夏代【著】

• 販売会社／発売会社: 泰文堂
• 発売年月日: 2008/12/04
• JAN: 9784803001440

商品レビュー

2021/06/07

現実とかけ離れ過ぎて入り込めませんでしたが
巻き込まれ型の人っているんですよ。
そして抜けられなくなる。
愛が絡むとなおさらね。

2012/09/22

職場と家を往復するだけの毎日を過ごすユリの前に現れたのは、研究所から逃げ出したクォン。
不思議な力を持つ者同士、秘密を打ち明け合い、二人の距離はどんどん縮まっていく。
共に生きると決めた二人を待っているのは、幸せな未来ではなく…。

タイトル通り、愛のために…です。
自分だったら相手を思ってここまでできるのか、考えてしまいました。
大切な人ができれば、相手との幸せを願うのが自然なこと。
相手のために自分の人生を捧げることができるのか、自分をどこまで犠牲にできるのか、いざそうなってみないとわかりませんが、難しいです。
相手のためと思っても、自分が犠牲になることを相手が望んでいるはずもないのに…それは相手のためになるのでしょうか？
自分か相手を犠牲にしないといけないのなら、どっちを選ぶんでしょうね？
やっぱり…相手を守る、、かな。

2011/07/22

表紙に写っている大政絢ちゃんが主演の映画のノベライズです。

常に人と距離をとって生活をしている主人公のユリ。
夢や希望をも諦め、日々の生活を淡々と過ごしている彼女には
誰にもいえない秘密と切ない事実を抱えている。
そんな彼女に、ある日突然、その生活をかき乱す客人が現れる。。。

映画のノベライズということもあり、
小説として読むには展開やテンポがやや速めかな、と感じましたが
ノベライズはこんな感じなので、さくっと読めました。

さくっと読めた…といいつつも、
主人公が抱えている背景や過去、事実を思うと
主人公の判断や周りの環境、そして結末に考えさせられてしまいます。

私は映画を観ていないのですが、
主演が大政絢ちゃんということで
読みながら頭の中でイメージするのは彼女でした。
彼女は美人さんなので、きっとこういう役も嵌るんでしょうね。

映画のサイト：http://w3.bs-tbs.co.jp/cinemadrive/tadaai/