もしかして自閉症？ 子どものために親ができること PHP新書

矢幡洋【著】

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2008/11/28
• JAN: 9784569700441

商品レビュー

2016/05/29

ロヴァース法：
かんしゃく：無視する。なだめたり、需要すると「かんしゃくを起こせば欲しい物が手に入る」と思ってしまうので、徹底で無視をする。どうしても無視が難しい場面（外や人が居る場所）は注意をそらす事も効果的。例「あ、あれはなんだろう？！」と関係ない物を指差す。
人がいる所で癇癪を起こした場合は人気の無い所へ移動してから無視をする。
ブロークンテクニック：強請り方やお願いの仕方が分かっていない子に「○○が欲しいって言ってごらん」とリードしてあげる。できるまで繰り返し何度も「○○が欲しいって言ってご覧」「もうベッドに入りましょう」と言い続ける。できたら有り難うと言って挙げる。
何かをさせたい場合、「○○しなさい」というのではなく、選択肢を作る」
「AとBどっちをする」と。また先に苦手な事、後に得意な事をやらせる事で、擬似的にごほうびを与える様にすることもできる。
トークン：お手伝い、出来た事柄についてポイントに置き換えて、一定数を超えるとご褒美をあげる。

自閉症の子には褒めることで出来る事を教える事ができる。
数秒だけでも行儀よくできたらすかさず具体的に褒める。
「すごいね。今の歩き方、貴方の好きなヒーロー番組のワンシーンみたいだった」と。
繰り返し何度も具体的に出来る事を褒める。
アレをしなさい、これをしなさいではなく、ポジティブな言葉で出来た事を褒めて、褒められて気持ちいいと思えることに夢中にできるようにリードする。