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「生きづらさ」の臨界 “溜め"のある社会へ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 旬報社 |
発売年月日 | 2008/11/25 |
JAN | 9784845110964 |
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「生きづらさ」の臨界
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「生きづらさ」の臨界
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
「もやい」の湯浅誠,「首都圏青年ユニオン」の河添誠が,本田由紀,中西新太郎,後藤道夫の3人の大学教授と失業やワーキングプアの問題について鼎談する。 なんとかしなければいけない,ということは伝わるが,現場で個別対応する人と全体を研究する人の間で少しずれがあることもわかってしまう。
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とっても良い本なんだけど、湯浅さんの本とかで見たことのある要素が多くて特に目新しいものが見当たらなかったので相対的に評価はふつう。労働市場をまともに動かすための社会保障っていう考えは素晴らしいと思った。
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「救済に値する人だけが救済されるべきという発想は、もはや人権ではない。それは恩恵である」 貧困の問題と自己責任論は話題になり始めた時期も近くて、深い関係にある。ここで議論されているのは、幸福な生き方のことではなくて、人間として生きるための最低限のラインについて。やる気のある...
「救済に値する人だけが救済されるべきという発想は、もはや人権ではない。それは恩恵である」 貧困の問題と自己責任論は話題になり始めた時期も近くて、深い関係にある。ここで議論されているのは、幸福な生き方のことではなくて、人間として生きるための最低限のラインについて。やる気のある人にはチャンスと与えるといった話じゃなくて、不器用でやる気のない人に対しても与えられるべき人間としての生活の話。いま、その最低のラインが守られていない。これは憲法違反だ。社会は制度を是正するのではなく、逆に違法性がばれないように、自己責任論を浸透させようとする。自分の責任で生まれてきた訳ではない僕たちに。 自分の責任で貧乏な家に生まれた訳じゃないのに、家族の貧乏を背負って必死に生きようとする人は、どんなエリートよりも自己の責任において生きているのではないだろうか。
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