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待ちに待った個展の夜に 創元推理文庫
902円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2008/10/24 |
JAN | 9784488198077 |
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待ちに待った個展の夜に
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待ちに待った個展の夜に
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
相変わらず、謎解きも、主人公も魅力に欠ける気がするんだけど、家族との関係の描写は、とってもよかったです。 じーんときました。ミステリをやめて、ヒューマンドラマを書いた方がいいのかも。
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コーンウォールに住む女性画家ローズは未亡人。 40代後半だが若く見え、永遠の画学生と亡き夫には言われていた。 個展を間近に控え、画家としていよいよ本格的に出発しようとしている。 未亡人という共通点のある友人エッタから相談の電話がかかってくる。 漁師をしている息子ジョーは素直で頼り...
コーンウォールに住む女性画家ローズは未亡人。 40代後半だが若く見え、永遠の画学生と亡き夫には言われていた。 個展を間近に控え、画家としていよいよ本格的に出発しようとしている。 未亡人という共通点のある友人エッタから相談の電話がかかってくる。 漁師をしている息子ジョーは素直で頼りになるが、娘サラが10代の反抗期で、何を考えているのかわからない。ひょっとしたら、悩みがあるのではないかと。 ローズもサラとは気が合うからと、いつもの親切心で今度、話を聞いておいてあげると言うが‥ 個展の内覧会のために両親もやってくる。 もとは農業をやっていたが今は悠々自適の身で、仲のよい初老の夫婦が魅力的。 ローズの生き方を尊重してくれるが、綺麗な娘がなぜあまり身なりにかまわないのか理解できなかったり、ジャックとお似合いなのにと思ったりしているのが微笑ましい。 家族や友人に囲まれた幸せな個展の夜に、思いがけない事態が進行していた。 ジャック・ピアース警部とは別れたが、友人として付き合っている。 ジャックとは気まずさもあるが、友達が深く関わっている事件とあってはローズも見過ごせない。 口が悪いジャックだが、風邪をひきつつ、ふられた相手のローズのために奮闘とは、けなげ‥?!
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④ ローズの両親(今まで海外クルーズに行ってたりとかで、なかなか登場しなかった、あの、両親)初登場。いい味出してる。 マディは若い頃養子に出した娘と会うって言うし、(サイドストーリーとして語られるだけで詳しい話はなんにもないけど)別れたジャックとはごちゃごちゃしてるし、あー...
④ ローズの両親(今まで海外クルーズに行ってたりとかで、なかなか登場しなかった、あの、両親)初登場。いい味出してる。 マディは若い頃養子に出した娘と会うって言うし、(サイドストーリーとして語られるだけで詳しい話はなんにもないけど)別れたジャックとはごちゃごちゃしてるし、あーっ、もうっ!生きてくのってこんなふうに小さな事柄の積み重ねだよねっ!とイライラする中、若い漁師が死んでしまうところから話は始まるのだけれど。 いきなり死んでしまうジョーにしても、その妹サラにしても、サラの友だちにしても、ローズの眼が「若い子に対して優しい」のが、このシリーズの良いところ。 そりゃ、若い子の中にはどうしようもない奴もいるのだけれど、基本、みんな必死で生きてる。 ミステリはまあ、肩すかし。いや、このシリーズ、謎解きは二の次ですから、構わないんだけど。
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