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よだかの星
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よだかの星
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
宮沢賢治文学忌 1896.8.27〜1933.9.21 賢治忌 急性肺炎のため死去。享年37才。 島本理生さんの「よだかの片想い」から今回は、よだかの星を読みました。 教科書でも扱われていましたが、その時どんな授業を受けたか全く覚えていません。残念です。 よだかはその醜い姿か...
宮沢賢治文学忌 1896.8.27〜1933.9.21 賢治忌 急性肺炎のため死去。享年37才。 島本理生さんの「よだかの片想い」から今回は、よだかの星を読みました。 教科書でも扱われていましたが、その時どんな授業を受けたか全く覚えていません。残念です。 よだかはその醜い姿から、他の鳥たちから差別を受け、名前が似ている鷹からは、名前を変えるように強要されます。よだかは、周囲の理不尽な言葉や態度に傷つきます。 よだかは、鷹に殺される事を考えた時、自分の口に入った虫を食べてしまいます。自分が生きる為に他の命が必要な事に気づき、そこに罪悪感を抱きます。 よだかは、最期に夜空の星となる為、命をかけて飛び立ちます。星となったよだかは、青く光り続けます。 宮沢賢治の作品は、絵本となっていても難しい。 理不尽な差別への悲しみよりも、自分が犯す小さな生き物に対する罪への苦しみが大きいように思う。星となり一瞬でも輝きたいという願いを叶えたよだか。そこに幸福を得たのか。読む時によって、感じる事が違う作品って、深い。
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いじめを連想させる悲しいお話です。 登場する鷹の理不尽さが、ジャイアンと重なってしまいました。 よだかの心の描写は、悲しみでいっぱいで胸が詰まりそうになります。 このお話を読んで、いじめられる側の気持ちを多くの子供達に読み取ってもらえるといいなと思える作品でした。
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読んだのは青空文庫ですが。 よだかの星好きなんだな… 貶められていたよだかが最期に燃えるように飛ぶのが、大人しい人が時々すごいエネルギーで怒ったのを見たときのような感じがして、ドキッとする。 宮沢賢治は森と星のお話ですね…
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