商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2008/10/10 |
JAN | 9784344412132 |
- 書籍
- 文庫
ロンリー・ハート(上)
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ロンリー・ハート(上)
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商品レビュー
3.1
7件のお客様レビュー
女性を車に引きずり込む拉致レイプ事件が連続する綾井北署は、キャバクラ強盗、中国人系犯罪などの凶悪事件をも抱えていた。永倉警部補、拉致事件を担当する松島早紀巡査部長らは疲弊しながら捜査に邁進した。一方、女たちを脅迫、制圧しては弄ぶ付属高の三人組。女優の母親を持つ昌樹以下、裕福な家庭...
女性を車に引きずり込む拉致レイプ事件が連続する綾井北署は、キャバクラ強盗、中国人系犯罪などの凶悪事件をも抱えていた。永倉警部補、拉致事件を担当する松島早紀巡査部長らは疲弊しながら捜査に邁進した。一方、女たちを脅迫、制圧しては弄ぶ付属高の三人組。女優の母親を持つ昌樹以下、裕福な家庭で育つ彼らが求めた新しい獲物とは。
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この警察小説がスゴい! とタイトル帯にあり、いつもの駅中書店には手書きPOPまでついていたので、思わず上下まとめて購入してしまった。 内容は、どうもどこかで読んだことがあるような設定だと思ったら、1ヶ月ほど前に読んだ、東野圭吾の「さまよう刃」に非常によく似た設定になっていた。 ...
この警察小説がスゴい! とタイトル帯にあり、いつもの駅中書店には手書きPOPまでついていたので、思わず上下まとめて購入してしまった。 内容は、どうもどこかで読んだことがあるような設定だと思ったら、1ヶ月ほど前に読んだ、東野圭吾の「さまよう刃」に非常によく似た設定になっていた。 どうも足立区周辺は悪いやつらのたまり場のイメージがあるようで、さまよう刃でも、今回のロンリー・ハートでも、不良3人組(うち一人は気弱なやつ、一人は凶暴なやつ、もう一人は迎合的なやつ という設定も非常に似ている)が、車を使って女子学生を次々誘拐してレイプするといういやーな展開。 こちらでは下巻に続くとなっているが、どちらも被害者の父親が、犯人を最後は痛めつける(ような気がする)展開に。 東武伊勢崎線沿線に住む私としては、この沿線の東京寄りが、ガラが悪い男の子たちの発生場所になっているような小説を立て続けに読んでしまうと、年頃の娘を電車に乗せたくなくなってしまう。 本編に話を戻せば、この著者はかなり無理をしている感がある。 一生懸命若者の流行を調べて、服のブランドやドラッグのこと、若者たちの言葉などを集めたのだろうが、こんな言い回しいまどきしないんじゃない!?という表現が、しばしば出てくることで、とても違和感を感じる。 「おためごかし」なんていう表現は、若者の間どころか、私の年代でも使う人はそうはいないような気がするが、私のボキャブラリーが少ないだけだろうか・・・? 何はともあれ、これから下巻に入り話は佳境に進んでいくことだろう。
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二元中継のようなタッチで意外性を盛り上げるには良い手法であり、この作品はその点で成功している。 しかし、二元が最終的に一本化してストーリーが交錯した後の展開で意外性はなく、上下巻を頑張って読んだ後の徒労感が残った。 警察小説という観点からも、どちらかというと、スリラーに分類される...
二元中継のようなタッチで意外性を盛り上げるには良い手法であり、この作品はその点で成功している。 しかし、二元が最終的に一本化してストーリーが交錯した後の展開で意外性はなく、上下巻を頑張って読んだ後の徒労感が残った。 警察小説という観点からも、どちらかというと、スリラーに分類されるように感じる。警察組織の矛盾や理想と現実のギャップに苦しむ組織の成員を深く書いてもらいたかった。
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