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山が見ていた 文春文庫
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山が見ていた 文春文庫

新田次郎(著者)

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山が見ていた 文春文庫

469

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1983/02/25
JAN 9784167112288

山が見ていた

¥469

商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2016/09/04

山岳小説に定評のある作者だが、本短編集で山岳小説と言えるのは、「山靴」と「山が見ていた」の二作だけ。 文庫本の裏表紙に「新田ミステリー十五篇を収録した短編傑作集」と書かれてはいるが、純然たるミステリー作品ではなく、敢えてミステリーとして位置付けるなら、「奇妙な味」系。十数頁から三...

山岳小説に定評のある作者だが、本短編集で山岳小説と言えるのは、「山靴」と「山が見ていた」の二作だけ。 文庫本の裏表紙に「新田ミステリー十五篇を収録した短編傑作集」と書かれてはいるが、純然たるミステリー作品ではなく、敢えてミステリーとして位置付けるなら、「奇妙な味」系。十数頁から三十数頁の小品ばかりで、いずれの作品も意外な結末を迎えたり、登場人物が予想外のことをするなどの驚きを持っているが、インパクトの弱い作品も混じっている。 積年の恨み、妬みといった情念を描いた作品が多く、「沼」や「胡桃」のように、物語としての奥行きのある作品もある。 個人的に好印象だった作品をお勧め順に挙げると、「山が見ていた」、「胡桃」、「死亡勧誘員」の順。

Posted by ブクログ

2013/06/06

山岳小説もミステリーも好き。「山が見ていた」という割には山があまり描かれてなく、静かに進んで行くミステリーなのであまりドキドキ感もありませんでした。ただそれぞれが最後にドッキとさせられる結末です。昭和の雰囲気たっぷり。(私の生まれる前の昭和です・・・)

Posted by ブクログ

2012/08/12

山にまつわる(一部は山に関係ないけど)人物譚の短編集。どの話も軽くて簡単に読めるけれど、日本の田舎のおどろおどろしさやら人生の重みやらを感じさせる。 最後の表題作の結末がやたらよくて読後感は最高だった。

Posted by ブクログ

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