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真実の「日本戦史」 宝島SUGOI文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2008/09/19 |
JAN | 9784796666596 |
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真実の「日本戦史」
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真実の「日本戦史」
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商品レビュー
3
11件のお客様レビュー
真実の日本戦史。歴史好きとしては飛びつくタイトル。早速飛びつきました。 話は良いのですが一つ一つの話が少しテンポが速すぎたり、消化不良のまま結論が出たりと、もう少しじっくりと導いていってもらえると読む側もじっくり読んだ気がするのではないかと思います。
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※このレビューにはネタバレを含みます
採り上げられている戦いの中では、元寇、朝鮮出兵、真珠湾、ミッドウェー、が新たな事実を知ることができ、参考になりました。戦いそのものの勝敗もさることながらそれがその後の戦局にどのような影響を与えたのか。大局観も重要、と。 以外だったのが日清戦争で、「何のためにやった戦争なのか実は目的がよく解っていない」とのこと。
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先日読んだ『失敗の本質』が硬めで疲れたので、軽めの本を読んでみた。 取り上げる事例は、元寇、長篠、本能寺、川中島、関ヶ原、薩英戦争、日清、日露、満州事変、ノモンハン、真珠湾、ミッドウェイ、ガダルカナル、沖縄と豊富だ。それが数ページでコンパクトにまとまって読みやすい。図版も多...
先日読んだ『失敗の本質』が硬めで疲れたので、軽めの本を読んでみた。 取り上げる事例は、元寇、長篠、本能寺、川中島、関ヶ原、薩英戦争、日清、日露、満州事変、ノモンハン、真珠湾、ミッドウェイ、ガダルカナル、沖縄と豊富だ。それが数ページでコンパクトにまとまって読みやすい。図版も多いので理解の助けになる。 ただ「こういう説もある」という程度にとった方がいい。 例えば、旅順攻略の乃木将軍の戦略を当時の正攻法として、6万の犠牲で近代要塞を陥落させたのは評価すべきという記述があるが、これは評価が分かれる。 また、ノモンハンの戦果は五分五分だったという記述。これは近年よく言われていて、ソ連崩壊後に新史料も出てきたり、数年前には参謀の辻正信の手記も出てきたしで、確かに再考の余地はある。でもまだ主流ではない。 薩英戦争に関しては、英米も薩摩の戦力を恐れた、としている。戦争に至るまでの時系列に間違いはない。でも、先日読んだ吉村昭の『生麦事件』では、そもそも英米艦隊は威嚇だけで戦争をする気はなかったと言うし、取り方による。 元寇のいわゆる「神風」については、二か月も夏の対馬沖にいれば、台風のひとつやふたつ来るに決まっている、二か月も上陸を許さなかった日本を褒めるべきだと主張している。自分は大賛成。でもこれに反論する人もいるだろう。 この本だけでなく、他の本と読み比べてみるのがいいと思う。 読後に思ったのは、この戦略、戦術を学んでも基本的に陸戦、海戦なので、現代の戦争にはあまり役に立たないな、ということ。自衛隊は今どんな戦略論を学んでいるのか知りたくなった。
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