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日常管理の基本と実践 日常やるべきことをきっちり実施する JSQC選書2
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日常管理の基本と実践 日常やるべきことをきっちり実施する JSQC選書2

日本品質管理学会【監修】, 久保田洋志【著】

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日常管理の基本と実践 日常やるべきことをきっちり実施する JSQC選書2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本規格協会
発売年月日 2008/09/08
JAN 9784542504516

日常管理の基本と実践

¥1,650

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2012/04/30

JSQC選書のVol.2です(Vol.1が『Q-Japan』、Vol.4が『トラブル未然防止のための知識の構造化』です)。 本書のサブタイトルは、「日常やるべきことをきっちり実施する 」です。 ★★★ TQMのいうところの日常管理がわかる本です。 概念的には、図1...

JSQC選書のVol.2です(Vol.1が『Q-Japan』、Vol.4が『トラブル未然防止のための知識の構造化』です)。 本書のサブタイトルは、「日常やるべきことをきっちり実施する 」です。 ★★★ TQMのいうところの日常管理がわかる本です。 概念的には、図1.1と図1.6が大切と思いました。 1枚目は、組織における活動をシステムとしてみなした図です。 先日、SQiP研究会の特別講演で安達さんも仰っていましたが、活動をシステムとして捉えて整理するというのは案外役に立ちます。 図1.1でいえば、「目標追求」から「入力」「プロセス」「出力」に矢印が引かれているところが大切で、あぁ、日常管理の基本は「価値創造の目標追求」であったかと再認識させてくれます。 図1.6も、パッっと見ただけで、方針管理と日常管理が相互補完関係にあることが読み取れます。また、方針管理とPDCA(Plan-Do-Check-Act)、日常管理とSDCA(Standard-Do-Check-Act)の関係性も見て取れます。 私は、言葉ではなく、図で理解しておくことを心がけているのですが、そういった点でよい図が多い本でした。 ★★★ それから、本書の引用・参考文献の22に「QCサークル活動の活性化に向けてー 『100%良品主義実現への挑戦』」というウェブページ(トヨタ自動車株式会社 取締役 佐々木真一氏の発表)がリストされていたのですが、短いけど深イイことが書いてありました。 特に、トヨタの自工程完結の定義が良いです。 自工程完結を一言で言うと、「作業者が作業しているとき、又は完了した時、作業の結果の良否が判ること」である。 *具体的には下記の4点である。 ①作業者  作業者が自分の工程に関する知識と技能に十分な教育訓練を受け、自らの作業や設備、工具さらに作業の対象となる製品の異常・正常の判断が正確に出来ること。 ②製品  製品が正しく加工されなければ、明らかに異常と分かる構造になっている。(または正常に作業が完了した事が判る)及び、精度が基準・規格の範囲内にあること。 ③設備・治工具  その設備、治工具を使用した際の加工・組付け精度および信頼度が所期の狙いに整合していること。 ④工程設計  誤品・欠品・工程飛びなど、作業者の錯誤を誘発する要素の有無、複雑さの度合いが評価の対象となり、作業者の錯誤を誘発しない工程設計になっていること。 最初はへぇって思っただけだったのですが、ちょっと気になったので何度か読み返しているうちに「このMECEすごいな色々なところに使える!」って思いました。 基本的なことを中心に丁寧に記述されている良書と思います。

Posted by ブクログ

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