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テレーズ・デスケイルゥ 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1952/04/30 |
| JAN | 9784102050019 |
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テレーズ・デスケイルゥ
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テレーズ・デスケイルゥ
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
フランスは世界最多のノーベル文学賞受賞者16人輩出。モーリアックは1952年の受賞作家である。因みに、最近ブクログ登録したフランス人賞受賞作家は1957年カミュ、1947年ジッドがいる。直近で同フランス人のサガンを3冊読んでいるが、彼女は受賞ならず残念。モーリアックは「神と罪」を...
フランスは世界最多のノーベル文学賞受賞者16人輩出。モーリアックは1952年の受賞作家である。因みに、最近ブクログ登録したフランス人賞受賞作家は1957年カミュ、1947年ジッドがいる。直近で同フランス人のサガンを3冊読んでいるが、彼女は受賞ならず残念。モーリアックは「神と罪」を重厚に描き、サガンは「愛と倦怠」を軽やかに描いた。 『テレーズ・デスケイルゥ』は最大の傑作の一つに数えていい作品と、あとがきに記載あり。全体に流れる不穏な雰囲気の中で妻のテレーズが少しずつ狂っていく、彼女の指先がヤニで黄色になりタバコの煙で部屋中が...自ら望んで一人娘とも離ればなれになる。最後には夫にキチガイ女とまで言われる始末、他人も自分も愛せないテレーズだった。
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遠藤周作が影響を受けていた作家ということで、目を通してみることに。 まだ女性には家を守るための保守的な生き方が強要される時代に、発想力豊かな女性テレーズが閉鎖された家庭生活の末に夫を毒殺しようとするお話。 解説を読むとモーリヤックにとってテレーズという女性は非常に重要な人物で...
遠藤周作が影響を受けていた作家ということで、目を通してみることに。 まだ女性には家を守るための保守的な生き方が強要される時代に、発想力豊かな女性テレーズが閉鎖された家庭生活の末に夫を毒殺しようとするお話。 解説を読むとモーリヤックにとってテレーズという女性は非常に重要な人物で、後の様々な作品に登場しているらしい。 ネットで拾い読む限りだと、この女性は最後まで幸せになることが叶わなかったようだ。 いまの男女の機能差を無視した極端な平等化社会もどうかと思うこともあるが、当時の男女格差もそれはそれで大変だった模様。 かの『グレート・ギャッツビー』の ヒロインであるデイジーは、自分の娘に対して 「可愛くて、ばかな娘に育って欲しい」 という旨の発言をしている。 何も自分で考えることなく、ただ男に愛されるような女になりなさい、ってことですかね。 変に頭が良いと、世間の偏見と板挟みになり、 悩みを抱えやすい時代だったようです。 作品の感想に戻ると、 文章が詩的でいちいち小洒落ていて、大変に読みにくい。 キレはないが、コクがあるというところか。 変に物語を追ったりせずに、お気に入りの文章を探すだけでも楽しめるかもしれない。 個人的に好きだった文章は ”テレーズの少女時代。このうえなくよごれた河のみなもとの雪。"(24P) の一文。 ずっとこんな感じで進んでいきます。 これは決して斜め読みなどしてはならず、 かなり腰を据えて読まないと、 心に響いてきたりはしない類の本ですね。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ボルドーの貴族テレーズは、嫁いだ先の夫のもとで娘にも恵まれ何不自由ない暮らしを送る。しかし、なにも変わることのない安定した暮らしは永遠の牢獄で、生きたまま死んでいる生活はテレーズを蝕む。 毎日に倦んだテレーズはついに夫の毒殺を図る。 保守的な地方貴族の夫は家の体面を守るため、彼女を裁判で庇い、テレーズが発狂したことにし僻地に隔離し療養させる。 身一つとなったテレーズは巴里へ赴き放浪する。
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