商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2008/09/11 |
JAN | 9784492222928 |
- 書籍
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日本のお金持ち妻研究
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日本のお金持ち妻研究
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商品レビュー
3
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一般書というより半学半俗と言った方がよい気がする本だが,恐らく大学(院)生・研究者というよりかは,これから婚活に入ろうとする女性や主婦層をターゲットに書かれた本だと思う(思いたい)という気持ちが最初に私を向かわせたのはAmazonレビューだった この本を紹介したブログ等も見...
一般書というより半学半俗と言った方がよい気がする本だが,恐らく大学(院)生・研究者というよりかは,これから婚活に入ろうとする女性や主婦層をターゲットに書かれた本だと思う(思いたい)という気持ちが最初に私を向かわせたのはAmazonレビューだった この本を紹介したブログ等も見ていくうちに,この本はほぼ確実に「玉の輿に乗るためには」「容姿より知性が重要だ」ということを言っている(だけの)本と解釈されている.この本は「「お金持ちの妻」になるための視点」から書かれたものではないと冒頭で述べている(vi)にも関わらず,「現代版玉の輿に乗るのはどんな女性?」と帯で煽りを加えている.この本が学術的に見てどれだけの価値があるものなのかという議論だけでも話は尽きない(?) 気がするけれども,一般書として出版された以上,このような書籍がいかにして社会的現実を構築していくかという視点も無駄ではないように思われる.結論から言えば,レビューサイトやブログではこの本の「美貌の妻が見初められ玉の輿に乗る結婚というのは例外的だ」という点ばかりが強調されている.調査に回答した玉の輿妻の8割以上が50代以上であり,結婚のきっかけのうち見合いが45% (26) を占めるようなサンプルから容姿がすぐれているということが含意されている「芸能人・タレント・モデル・スチュワーデス・コンパニオン」を「玉の輿に乗れそうな職業分類」として,それがわずか1.9%,さらにその中で自分のことを容姿は良かったと回答する人が全くいなかったことだけをもって成り立っているこの主張ばかりが世間に流布していることに恐怖感に似た感情を覚えるとともに,社会にとって都合の良い情報だけが声高に反復される状況に対して,社会学は何ができるのだろうかと,悩み明け暮れる夜を過ごした.
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真面目な学術研究を、分かりやすくまとめてくれています。お金持ちと言っても、年収1000万などではなくて、オーナー企業の経営者や開業医など。税金対策など、具体的に書いてある。保険や貯蓄などして堅実な生活が読み取れますね!
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高額取得者の妻に対して行ったアンケート結果をクロス分析している。加えて富裕層の「妻」たちへのインタビューの抄録も記載されている。コラム的に書かれている内容が面白い。開業医の妻で消費税を節約するために法人を7つ設立している話が最も面白かった。
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