商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
発売年月日 | 2008/08/20 |
JAN | 9784336049865 |
- 書籍
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リトル・ガールズ
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リトル・ガールズ
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2014年神保町ブックフェスティバルで購入。 国書刊行会の『ボウエン・コレクション』の1冊。 3人の少女たちの青春と、長じてからの再会を描く。 数人の女性が織りなす会話劇というのが好きなので(日本の作家だと恩田陸に幾つかあるね)、本作も楽しく読んだ。正確には『会話劇』とは言い切れ...
2014年神保町ブックフェスティバルで購入。 国書刊行会の『ボウエン・コレクション』の1冊。 3人の少女たちの青春と、長じてからの再会を描く。 数人の女性が織りなす会話劇というのが好きなので(日本の作家だと恩田陸に幾つかあるね)、本作も楽しく読んだ。正確には『会話劇』とは言い切れないのだが、再会してからの、緊張感に満ちた会話のシーンは矢張りいい。 英国の小説らしく、自然の描写が溢れているのも読みどころ。
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翻訳本の中でも、私にとっては特に読みずらい小説だった。 「彼らは並んで廊下を下り、突き当たりでまぶしく光っているガラスのドアから中庭を出ると、中庭の扉を通って庭に入り、初霜が降りた朝特有の、報復するような、きらめく美しさに包み込まれていた。」 この文章表現にグッと来た。 英...
翻訳本の中でも、私にとっては特に読みずらい小説だった。 「彼らは並んで廊下を下り、突き当たりでまぶしく光っているガラスのドアから中庭を出ると、中庭の扉を通って庭に入り、初霜が降りた朝特有の、報復するような、きらめく美しさに包み込まれていた。」 この文章表現にグッと来た。 英国の由緒ある学校の原風景みたいなものに憧れがあるので、一度読んでも理解でききれなかった本書を、もう少しすれば再読してみようと思う。 私の大好きなイアン・マキューアン著の『贖罪』にエリザベス・ボウエンの名前が出ていたが、私はそのことを知らずに、エリザベス・ボウエンの『愛の世界』を購入してみた。 これも出会いの一つなので、ボウエン・コレクションを全て集めてみようと思った。
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