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恋はさじ加減 新潮文庫
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恋はさじ加減 新潮文庫

平安寿子【著】

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恋はさじ加減 新潮文庫

481

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/08/28
JAN 9784101356518

恋はさじ加減

¥481

商品レビュー

3.4

14件のお客様レビュー

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2017/10/29

【人生には食の思い出がたくさん】 何かの書評で紹介されていて気になり、読んでみました。平さんの本は初めて読みましたが読みやすかったです。 この小説に出てくる女性は、どの人もサバサバしていて感情を表に出せる人たちのような気がしました。なので、自分がそういうタイプではないので、読...

【人生には食の思い出がたくさん】 何かの書評で紹介されていて気になり、読んでみました。平さんの本は初めて読みましたが読みやすかったです。 この小説に出てくる女性は、どの人もサバサバしていて感情を表に出せる人たちのような気がしました。なので、自分がそういうタイプではないので、読んでいて少しすっきりする部分がありました。 『恋はさじ加減』は、食に恋愛をかけた6編の小説からなる短編集です。初めてデートに出かけたお店でヤモリが前菜として出てきたり、玉ねぎがどうしても食べられない女性の恋愛や、ポテトサラダやカレーうどんにこだわりをもつ男性が出てきたり。 食というのは人にとって必要不可欠な存在で、いろんな切り口で物語はつくれるものですね。 恋愛だけじゃなくても、子供のころに食べた給食、部活帰りに食べた肉まん、大人になって初めて飲んだお酒、友達から教えてもらった簡単なカレーのレシピ…。思い出そうとすると私の人生も、食の思い出がたくさんでありました。

Posted by ブクログ

2017/08/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

●収録作品●野蛮人の食欲/きみよ、幸せに/泣くのは嫌い/一番好きなもの/とろける関係/愛のいどころ ***** 食べること、恋愛。 どちらも、とても魅力的。 収録の恋愛小説6編には全て、食べ物が出てくる。 ゲテモノ料理(!)、ポテトサラダ、タマネギ…。 ゲテモノ料理については身近な感覚ゼロながら、それ以外は至って庶民的というか、一度は口にしたことのあるような食品や料理名ばかり。 食べ物をめぐって、喧嘩したり、結束したり。 不思議なもの。 それだけが繋がりなわけではないはずだけれど、それがピンと合うということは他人との結びつきにおいて大きなことだろう。 『きみよ、幸せに』における友情は微笑ましく。 『愛のいどころ』には少しほろっとさせられた。 『とろける関係』に出てくる早苗は前後して読んだ『センチメンタル・サバイバル』の叔母さんを思い出させる。 サバサバとカッコイイ中年女性を描くのが上手。 一番食べたくなったのは、カレーうどん。 カレーうどんの専門店って、本当にあるの?? 卵入れて食べてみたい!

Posted by ブクログ

2014/10/06

野蛮人の食卓が、あまり見ないタイプの話でおもしろかった。こちらにまったく興味を示さない男より、同じ価値観で笑ったり、とにかく楽しいと感じる感覚って大切なんだよね、 きみよ、幸せに、の短編も興味深い。 男って、結局女より、話の合うお男のほうが楽なんだよね。 泣くのは嫌いの男はかわい...

野蛮人の食卓が、あまり見ないタイプの話でおもしろかった。こちらにまったく興味を示さない男より、同じ価値観で笑ったり、とにかく楽しいと感じる感覚って大切なんだよね、 きみよ、幸せに、の短編も興味深い。 男って、結局女より、話の合うお男のほうが楽なんだよね。 泣くのは嫌いの男はかわいかった。プライドの高いおんなにはちょうどいいんだろな、笑。

Posted by ブクログ

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