ブルー・ヘヴン ハヤカワ・ミステリ文庫

C.J.ボックス【著】, 真崎義博【訳】

• 販売会社／発売会社: 早川書房
• 発売年月日: 2008/08/23
• JAN: 9784151779015

商品レビュー

2019/09/12

やはりC.J.ボックスの作品はかなり面白い。
本書は猟区管理官ジョー・ピケットシリーズではないが、やはり出てくるのは素朴で無骨なアウトドアズマン。
利発な女の子、かなり複雑な事件、ワルモノ、善良な男たち。
かなりハラハラするし、絶体絶命のピンチにも陥る。
でも、C.J.ボックスは必ず最後にワルモノをやっつけて善良で素朴な主人公を生かしてくれる。
少し、いや、かなり傷ついてしまってたりするけど、大丈夫。読後感が悪くなることはない。
面白かった。

2016/03/16

老牧場主や地元のカントリーマン、都会からの移住者。

起きる殺人事件、巻き込まれる子供たち。
手に汗握る展開。
最高だ！

2015/07/28

アイダホ州北部の田舎町で、幼い姉と弟が殺人事件を目撃してしまい、犯人たちから追われる話。退職警察官が多く移り住んでくる町で、殺人を犯したグループも元警察官で、このグループは過去にも強盗事件を犯していた。子供たちを捜索するふりをしながら追っていく犯人と、過去の事件絡みで犯人たちを追う元刑事の捜査と、子供たちをかくまう老牧場主のそれぞれが同時進行していき、ぐいぐい読ませる。
最初から犯人がわかっているのだが、結末までどうなってしまうのかハラハラさせられた。やっぱりこの作者の作品は読みやすくておもしろくて安心して読める印象がある。