商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アドバンテージサーバー |
発売年月日 | 2008/07/25 |
JAN | 9784901927727 |
- 書籍
- 書籍
「伝統・文化」のタネあかし
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
「伝統・文化」のタネあかし
¥550
在庫なし
商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
小難しい話?政治的?と思いきや、日の丸から白菜の話まで、幅広く当たり前を問い直してくる内容。たかだか数十年生きたものが店頭だと思っていたものは、実はそれもたかだか百年、200年だったと驚いた。 時の権力者に作られた伝統・文化と民衆が積み上げてきた伝統・文化、見極めなければ偽の歴史...
小難しい話?政治的?と思いきや、日の丸から白菜の話まで、幅広く当たり前を問い直してくる内容。たかだか数十年生きたものが店頭だと思っていたものは、実はそれもたかだか百年、200年だったと驚いた。 時の権力者に作られた伝統・文化と民衆が積み上げてきた伝統・文化、見極めなければ偽の歴史作りに加担することになるのかなぁなんて思いながら、正月に初詣をし、お寺で故人を悼み、教会で結婚式を挙げる。 時代時代の人たちは、時の権力に振り回されておるようで、したたかに都合よく解釈してきたのだろうね。 深く知りたい人には物足りないだろうけれど、伝統・文化って何?くらいの初心者にオススメ。
Posted by
筑波大学名誉教授、千本秀樹 著。 筑波大学の授業科目「日本の歴史概論」の教科書。 大学教授の書いた“伝統の正体”本。 常識やモラル(と想定されるもの)を挙げて、それがいつからの“伝統”か、“文化”のアヤシイところを研究をもとに解説する。 歴史の授業の教科書ではあるが、歴史を解説...
筑波大学名誉教授、千本秀樹 著。 筑波大学の授業科目「日本の歴史概論」の教科書。 大学教授の書いた“伝統の正体”本。 常識やモラル(と想定されるもの)を挙げて、それがいつからの“伝統”か、“文化”のアヤシイところを研究をもとに解説する。 歴史の授業の教科書ではあるが、歴史を解説するのではなく歴史観に疑問を提示する内容となっている。メインテーマは「学校教育」「天皇制」といった東京教育大学からの“伝統”的なところにある。見開き2ページに1つのトピックを挙げ、一般人向けに柔らかい語り口でコンパクトにまとめられている。 ただ、一般人向けに書こうとして結果的に、読者ターゲットが曖昧というか狭くなってしまっているのが残念だろうか。柔らかい語り口自体は良いが、それでは右翼は聞く耳を持たないだろう。多くのニュートラルな一般人は、“どっちでも良いだろ、そんなの知ったこっちゃない”と言いそうな、踏み込みの甘い内容ばかり。わかってる人は、わざわざ提示されなくてもわかっている。 薄くて安い、買って損するような価格では無い。 目次 1.歴史と国家 2.国民の創出 3.文化と近代
Posted by