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義眼殺人事件 創元推理文庫
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義眼殺人事件 創元推理文庫

E.S.ガードナー(著者), 小西宏(著者)

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義眼殺人事件 創元推理文庫

480

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1961/04/21
JAN 9784488127060

義眼殺人事件

¥480

商品レビュー

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2004/10/05

1962年の文庫本。印刷が悪く、活字が所々読めない。この長編は百数十編もの作品を残したというガードナーの代表作だそうだ。探偵は刑事弁護士ペリー・メイスン。 気になったことが二つほどあったので書き留めておく。 1,ガードナーの作風なのか、この作品の特徴なのかは他の作品を読んでみ...

1962年の文庫本。印刷が悪く、活字が所々読めない。この長編は百数十編もの作品を残したというガードナーの代表作だそうだ。探偵は刑事弁護士ペリー・メイスン。 気になったことが二つほどあったので書き留めておく。 1,ガードナーの作風なのか、この作品の特徴なのかは他の作品を読んでみないと解らないが、この物語には風景がない。ガードナーは全くと言っていいほど情景、街並み、室内の様子、服装を描写しない。台詞と行動だけが淡々と描かれていく。展開が早くて助かるが、ここまで省略されるとそれはそれでどうかと思う。 2,探偵ペリー・メイスンだが、かなり強引な男だ。事件に本人が巻き込まれるのは探偵ものにはよくある話だが、証拠を捏造し、芝居を打つのに全く罪悪感を感じていない。真実を求め、悪を追う正義感は持ち合わせているが、そのためには手段を選ばない。 本格もの、法廷もの、ハードボイルドの中間にあるような印象を受けた。メイスンもの、ドイツにはあと2冊ほど持ってきた。他の作品がどうなっているか、少し楽しみといえば楽しみ。

Posted by ブクログ

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