商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1995/04/15 |
JAN | 9784061859197 |
- 書籍
- 文庫
満潮
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
満潮
¥748
在庫なし
商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
作者は 70歳を過ぎてから 創作活動を始めたそう。 この本も 若い人は共感が少ないと思う。 私は60代だけど しみじみ 分かるわァ。 イギリスの田舎と ロンドンも少し記述。
Posted by
自殺しようとした老婦人が、殺人犯の青年と出会い、かくまう。不思議な静けさと不安感に満ちた作品だ。最初、牧歌的に始まったものの、次第にマチルダ(老婦人)の死んだ夫は一体どういう人だったのか、暴かれていく様はサスペンスのようだ。これは古い時代の女性とはこうあるべきという因習によって...
自殺しようとした老婦人が、殺人犯の青年と出会い、かくまう。不思議な静けさと不安感に満ちた作品だ。最初、牧歌的に始まったものの、次第にマチルダ(老婦人)の死んだ夫は一体どういう人だったのか、暴かれていく様はサスペンスのようだ。これは古い時代の女性とはこうあるべきという因習によって、自己を見失っていた女性の回復の物語ともしえるだろう。が、その結末は苦い。 作者は、この作品で70歳の時にデビューしたそうだ。70歳にしてこの感性。すごいもんです。
Posted by
江國香の「泣かない子供」に収められた読書日記の中で紹介されていた本。自分を欺くことの切なさとあきらめは、誰もが共感することなのかも。勢いのある筆致と、緻密なストーリーで、一気にぐいぐい読んでしまった。作者のメアリー・ウェズレーは、この本を70歳で執筆してデビューしたんだそう。すご...
江國香の「泣かない子供」に収められた読書日記の中で紹介されていた本。自分を欺くことの切なさとあきらめは、誰もが共感することなのかも。勢いのある筆致と、緻密なストーリーで、一気にぐいぐい読んでしまった。作者のメアリー・ウェズレーは、この本を70歳で執筆してデビューしたんだそう。すごい。
Posted by