商品詳細
| 内容紹介 | 『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』から最新作『崖の上のポニョ』まで企画書、エッセイ、インタビュー、対談、講演など60本余を一挙収録!12年間にわたる思想の軌跡をここに集約。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2008/07/16 |
| JAN | 9784000223942 |
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商品レビュー
4.1
25件のお客様レビュー
宮崎駿の出発点に続く、感じていることが10.20年を通して変わっていたいことがよくわかる一冊。 映画での表現において、その時の社会性を反映させつつも宮崎駿の意思を上手に取り入れていることがこの本を読むことでわかり、映画鑑賞の深みがよりますことになった。 宮崎駿のアニメに対して...
宮崎駿の出発点に続く、感じていることが10.20年を通して変わっていたいことがよくわかる一冊。 映画での表現において、その時の社会性を反映させつつも宮崎駿の意思を上手に取り入れていることがこの本を読むことでわかり、映画鑑賞の深みがよりますことになった。 宮崎駿のアニメに対しての姿勢として、自分が昔から感じている感性を大切にしており、そこから現代の子供達に伝えなければならないことを抽出し、アニメという媒体を通じて国民に認知してもらう。 この本を読まなければわからない、ジブリという企業の心のものが読み取れた。
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「他人に迷惑をかけない」は幻想 子どもがちゃんと喜怒哀楽を味わいつつ生きられるか 生きているって何だとか、家族って何だとか、飯を食うっていうのはどういうことなのかとか、物を持つというのはどういうことなのか、 つくるというのはどういう意味があるのか
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※このレビューにはネタバレを含みます
「出発点 1979~1996」 14年。前史(若書き)、ルパン、コナン、ナウシカ、ラピュタ、トトロ、魔女宅、紅の豚、On Your Mark、そしてもののけ直前。 「折り返し点 1997~2008」 12年。もののけ姫。千と千尋。ハウル。ポニョ直前。 鈴木敏夫の策略だと思うが、駿を前に立てて広報することで映画業界の興行の常識をぶっ壊そうという、野蛮な意図が裏にある。 駿は作品作りの傍らに、あるいは作品が終われば広報に駆り出され、少しの休養のあとには、次何やる、次あれやれ、と言われ。 半ばロボットとして働かされる自分に辟易。 だからこそ「千晶のための映画を、千晶が仮にスタジオという地獄に転げ落ちたら」という極私的なファンタジーを導入し(ルイス・キャロルに倣って)。 それがうっかり日本一の興行収入を達成してしまったから。 自負と疑いと。 疑いというのは、宣伝がいいから売れたんじゃないか、という。 だからハウルでは、宣伝しないっ! と駄々をこね。 しかし敏夫は眉を八の字にして口元はニタァァッ。 宣伝しない宣伝しちゃうよー、という、ブランドありきのやりかたで、またもやガッポガポ。 無料冊子で自分のメディアを作る敏夫に、ハラワタ煮えくり返りつつも、もののけ姫狂騒以降いつのまにやら文化人の仲間入りしている自分に、驚きつつも自負心もたっぷりあって、俺が稼いだんだから美術館やっちゃうよー園内保育園作っちゃうよー。 金と権力と創造性とイエスマン取り巻きでぐっちゃぐちゃになった数名が、スタジオという数十名を巻き込んでぐっちゃぐちゃ力を増し、その余波が結果的に日本全体へ、という。 凄まじいパワーバランスの、分泌が、透けて見える。
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