商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 一迅社 |
発売年月日 | 2008/08/09 |
JAN | 9784758061056 |
- コミック
- 一迅社
かんなぎ(5)
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かんなぎ(5)
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商品レビュー
4
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舞台は架空の町、神薙町。(宮城県はアニメのロケ地のみ) 原作のロケ地は三重県志摩市の波切神社とその周囲。何故、三重県志摩市かは1巻目のレビューを参照こと。 第23幕は、前回の続き。かなり重要なキーワードが隠されていている。挿絵で龍宮の話らしきものが出てくるが、第24幕への布石でもある。 第24幕、25幕、26幕は、元ネタの1つ、「学校の怪談4」に関係する話。学校の怪談4は志摩市の龍宮の井戸伝説をモチーフにし、大王崎灯台を学校の一部にしている。 第23幕でざんげちゃんが龍宮のイメージをみせられたのもこの関係。妖怪に取り付かれる校舎の一部が白亜の灯台(大王崎灯台のキャッチフレーズ)で白亜の名前の由来。しかも妖怪に取り付かれるというところも同じ。灯台のある場所が「城山」。故に題名が「白亜の城」。ここに登場する吉田アンナは吉田緑とアンティークナナのパロディ。途中、「閉じ込められたお姫様」というキーワードが出てくるが、ギリシャ神話時代の白亜のこと。ペルセポネの妹、ディスポイナの別名が「隠された娘」。 第27幕28幕は秋葉の回。あまり重要な回でもない。秋葉の名前は秋葉山からきているが、東京神田の秋葉原も秋葉山からである。この東京神田の秋葉と志摩の秋葉、一見関係ないようではあるが、意外な繋がりがある。 神田の由来は伊勢神宮の御田があった事が名前の由来である。 ナギは、伊勢神宮内宮の一の宮、伊雑宮の玉柱屋姫命でもある。伊雑宮にも御田(神田)があり日本三大御田植祭がおこなわれる。 この時、伊雑宮に7本の鮫(みーぷー達)を伴い、豊玉姫(紫乃)が登っていくが、その経路伝いに建てられた物が、ナギの社、日天八王子社である。 玉柱屋姫が、スタードライバー輝きのタクトのスガタ、伊雑宮で豊玉姫に出会った倭姫がワコである。なぜ、スガタがシンドウと言う姓を付けているかと言うと、「ヒカルの碁」のパロディでもある。 作者は名古屋在住で、名古屋の日本棋院に在住し親子でタイトルホルダーと言えば、羽根親子である。羽根親子の地元が三重県志摩市の磯部町、伊雑宮のある場所であり、作品の中にも磯部などの姓を持った人物が登場する。 ヒカルとアキラは同一人物がモデルと見られ、恐らく息子の羽根九段が両方のモデル。 アニメでヒカル役をやった川上とも子さんが、かんなぎの元ネタの1つ、学校の怪談の主人公宮ノ下さつきでもあり、同じ元ネタの1つARIAのアテナでもある。ARIAではアテナのライバルに晃の名前を入れている。ついでに、藤原佐為の神様もナギ、ざんげちゃん、白亜である。3人とも春日社の比売神であり、春日社その物が藤原氏の氏神でもある。 さらに、春日社の大元、春日大社の建立者は藤原不比等であり、宇宙皇子の登場人物でもある。宇宙皇子の作者、藤川桂介氏はマイティジャックの脚本家でもあり、マイティジャックの監督の一人が、「海人舟より~禁男の砂~」の堀内正直監督である。 禁男の砂のヒロインがナギで本作のナギの元ネタの1つでもある。、 秋葉に話を戻すと、アニメの方ではかなりネタばれをしている。オープニングで映画監督をやっているが、映画「浮草」の監督、小津安二郎のオマージュでもある。 アニメの監督、山本寛さんは小津安二郎のファンでもあり、秋葉山の祠前で撮影されたのが「浮草」と言う映画である。秋葉はそれをオマージュしているわけである。
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ここからはアニメにはない展開。 鏡に映るざんげこと白亜の未成熟な下着姿。 そして絡み合う仁と大鉄。 焚かれるフラッシュと、絶え間ないシャッター音。 一体彼らの身に何が起こったというのか!?
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