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味の素はもういらない 三一新書
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味の素はもういらない 三一新書

船瀬俊介(著者)

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味の素はもういらない 三一新書

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三一書房
発売年月日 1987/06/01
JAN 9784380870040

味の素はもういらない

¥935

商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2019/07/29

7月25日 うま味調味料の日(味の素の日)にちなんで選書 この記念日は、日本うま味調味料協会が制定。うま味についての正しい理解とその調味料の普及を目的としている。 1908年(明治41年)7月25日、化学者であり東京帝国理科大学(現:東京大学理学部)の教授であった池田菊苗いけ...

7月25日 うま味調味料の日(味の素の日)にちなんで選書 この記念日は、日本うま味調味料協会が制定。うま味についての正しい理解とその調味料の普及を目的としている。 1908年(明治41年)7月25日、化学者であり東京帝国理科大学(現:東京大学理学部)の教授であった池田菊苗いけだ きくなえ博士が、「グルタミン酸塩を主成分とせる調味料製造法」の特許を取得した。博士は、昆布の旨味成分がアミノ酸の一種であるグルタミン酸であることを突き止め、その味を「うま味」と名付けた。その後、鈴木製薬所(現:味の素株式会社)の鈴木三郎助に製品化を依頼し、翌年の1909年、この新調味料は「味の素」と名付けられ販売された。博士本人は「グルタミン酸」を「具留多味酸」と表記した。

Posted by ブクログ

2014/12/20

日本を代表する 『味の素』。 味の素は 日本人が発見し 味の基本である『うまみ』を 明らかにして、その上 企業として 安定して 成長して アジアにおいての 味の 中心的な 役割を 果たしている。 はじめは 『アタマがよくなる』と言われて、 おばあちゃんは なんでも 味の素を ふ...

日本を代表する 『味の素』。 味の素は 日本人が発見し 味の基本である『うまみ』を 明らかにして、その上 企業として 安定して 成長して アジアにおいての 味の 中心的な 役割を 果たしている。 はじめは 『アタマがよくなる』と言われて、 おばあちゃんは なんでも 味の素を ふりかけていた。 それを 言われるままに たべていた。 その過程で 核酸調味料 なるものが登場して、 さらに 『おいしい』というモノに遭遇した。 私の舌は 味の素と核酸調味料で 作られた。 ところが 『中華飯店症候群』 という意味不明の病気が報道された。 何となく、そのことが 味の素から とうざかった。 とにかく、自然の味や素材の味がおいしいと思うように リハビリするのは 時間がかかった。 葉野菜が おいしくないのは 味の素が かかっていないからだ。 なんていいながら 葉野菜を たべなくて 根菜類の煮物に、 心を注いだ。私の味は イモ兄ちゃんの味だ。 味の素は、そんな後遺症を つくり出した。 なんとか、サラダドレッシングやマヨネーズで  サラダは 食べることができた。 結局 脂肪味が 私の舌を 魅了したのだ。 でも、やはり 味の素は 日本にとどまらず タイで 日本人は『味の素』と言われるほどになり、 中国では 油とトウガラシと味の素で  全部おなじ味の料理を形成した。 なんと言うことだ。 そんな風にして 再び 味の素と対峙している。 たしかに 表題のように 『味の素はもういらない』のだ。 そうやって、一生が 味の素に 支配されているようだった。 読みながら なんか むかついてくるのだ。 それで持って、味の素が 日本での一番の食品会社になり 理系学生の あこがれの就職先だと 言うのだから、 世の中は まったく、わからないのだ。

Posted by ブクログ

2010/05/20

今から101年前、1909年5月19日に化学調味料の「味の素」が発売される。 味の素は、私の幼児の頃、というより父の幼少の頃というとすでにもう50年以上前から、京都でもお漬物や煮物にバカスカかけて食べていたといいますから、とても信じられません。 よく死なないで生きて来られたと...

今から101年前、1909年5月19日に化学調味料の「味の素」が発売される。 味の素は、私の幼児の頃、というより父の幼少の頃というとすでにもう50年以上前から、京都でもお漬物や煮物にバカスカかけて食べていたといいますから、とても信じられません。 よく死なないで生きて来られたというか、あるいは味覚障害にもならず舌が無事だったものだと思います。 何を大袈裟なと思われるかもしれませんが、味の素については、この本よりもずっと前に、もっと徹底的に批判・警告した郡司篤孝の『味の素を診断する・・化学調味料の危険度』(1972年)がありますが、まったくただ同然で手に入れた石油カスから作られているはずだった味の素が、いつのまにか今では最初からさとうきびから作られていた無害なものだったかのように宣伝されているのには驚いちゃいます。 ただ同然の原料から作った商品で、莫大な利益を得て巨大企業にのし上がった賢いスポンサー会社は、何を言っても許されるのです。 郡司篤孝の本は、たしか、東南アジアで安い値段でおいしい味がつけられるというので頻繁に利用する人の中には痛風の症状などが出ているとか。使用する人の中には、従来の味付けを何も感じなくなって味の素を使った料理だけがおいしいと感じるようになったとか、いま本が手元にないので確かめられませんがだいたいそんなようなことだったと思いますけれど。 たしか、それと、どこかの大学教授の告発した研究調査もあって、明らかに有害物質を含有することが報告されていましたが、可哀想に黙殺された上にもうとっくに学界・大学追放になっているはずです。 かつて高校の卒業記念研究と称して、友達5人と何か興味のあるテーマで研究発表をしようと企んで、各自が文献を漁ったりインタビューをしたりと様々にやったことがありました。 そのとき私が選んだのが、「食品汚染」というテ-マでしたが、取り組んでみて驚愕しました。食品といっても広範囲ですが、見渡せば野菜・魚介類・肉・加工食品だけではなく、関連する洗剤などもかなりのそうとう深刻な有害なものに汚染されている現実を知りました。 いっときは何も信用できない不安感に襲われて拒食症みたいになりましたが、そのとき、親戚の叔父さまに自然食品を追求して無農薬野菜を食べ、酒煙草はもちろん加工食品もいっさい拒否するという人が、健康そのものの方が48歳で食道癌で亡くなるということがありました。 なんだ、気をつけていても死んじゃうのか、などといった不遜な思いがよぎったのはたしかですが、でもまさに、この出来ごとが私からよけいな力みを解除してくれました。 ただ、意識しているのとしていないのとでは雲泥の差があるというのは、本当です。 65歳の父の先輩の方。話を聞いてみると昔から何にでもかけて愛用しているとのこと。もう30年以上も膝がいつも痛くて歩くのも辛いとか。やんわりと説明すると、2カ月使うのをやめたところ足の痛いのがほとんどなくなったとのことでした。 あっ、そういえば、郡司篤孝の本には、販売している当のその会社の人たちは、自社製品を使わないようにお達しが出ていたとか。社員思いの会社ですこと。

Posted by ブクログ

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