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小さなバイキング 少年少女新しい世界の文学
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小さなバイキング 少年少女新しい世界の文学

ルーネル・ヨンソン(著者), 大塚勇三(著者)

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小さなバイキング 少年少女新しい世界の文学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学習研究社
発売年月日 1980/11/01
JAN 9784050036769

小さなバイキング

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2008/07/10

バイキングの族長の息子ビッケが主人公。やせっぽちで臆病なビッケが、知恵と工夫で仲間を助け、故郷フラーケに宝物をもたらす。と書いてみると、意外と昔話風の骨格を持った話である。小学校中学年くらいから、バイキング界の一休さんとして楽しく読めるだろう。 蛮勇よりも知恵、体面よりも命、とい...

バイキングの族長の息子ビッケが主人公。やせっぽちで臆病なビッケが、知恵と工夫で仲間を助け、故郷フラーケに宝物をもたらす。と書いてみると、意外と昔話風の骨格を持った話である。小学校中学年くらいから、バイキング界の一休さんとして楽しく読めるだろう。 蛮勇よりも知恵、体面よりも命、というテーマも伝わってくる。作者は「最後のひとりがたおれるまでたたかわねばならん」という族長ハルバルの言葉について、「なんともばかげた、おおげさなことば」と書いている。そう、まったくばかげて、おおげさで…なんだか聞き覚えのある言葉だ。蛮勇は知恵より普遍的なのかもしれない。 ところで、彼らが信奉するのは北欧の神々である。主神オーディンは、本来格上であった軍神たちを抑えて台頭した知恵(その他いろいろ)の神。そう、本書には北欧神話が投影されているのだ。…なんてことは全然ないんだろうな、きっと。

Posted by ブクログ

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