商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/07/10 |
JAN | 9784167722029 |
- 書籍
- 文庫
えりなの青い空
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えりなの青い空
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商品レビュー
3.3
8件のお客様レビュー
小学五年生のえりなは空が好きで、晴れの日は学校の休み時間に芝生で 新聞紙を敷いて寝転んで空を眺めている。 母親やクラスの男の子に注意されるも、気にせずマイペースで続けていた。 そこに、学級委員の鈴原さんが興味を持っ。 短い作品のため、サクッと読めてしまう。 えりなの小学5年生に...
小学五年生のえりなは空が好きで、晴れの日は学校の休み時間に芝生で 新聞紙を敷いて寝転んで空を眺めている。 母親やクラスの男の子に注意されるも、気にせずマイペースで続けていた。 そこに、学級委員の鈴原さんが興味を持っ。 短い作品のため、サクッと読めてしまう。 えりなの小学5年生にしては幼い?感じの行動や感受性に 不思議な感じをうけた。 えりなの空を眺めるというのは、あとがきに書かれていましたが、 作者のあさのあつこさんも子供のころから好きだったようで、 そういうのを投影して物語を作られてるのでしょうかね。
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小学生の頃に図書館で一度読んで、とても素敵なお話だなあ、また読みたいなあという思いはあったものの、タイトルも作者も覚えておらず、もう出会うことは叶わないと思っていた本。 高校生になって、ふらっと立ち寄った本屋で、たまたま表紙が目にとまり、まさかの再開に驚きと興奮で胸がいっぱいになりました。 ずっと手元に置いておきたい大切な本です。 えりなの、周囲の目を気にせずしっかりと自分を貫けるところは、子どもの頃も、今も、とても格好よく輝いて見えます。 鈴原さんも、えりなのそんな所に惹かれたのかな。子どもの頃は鈴原さんの気持ちがちっともわからなかったのですが、今読み返すと、彼女が感じていたであろう息苦しさが、わかる気がします。本音を飲み込んで頑張り続けることは、本当にしんどい。子どもにとっては尚更。 えりなの、のびのびと空を楽しむ様子は、読んでいるだけでもとても魅力的です。風が足の指を抜けていく気持ち良さ、指先に染み込むような空の青さ、地面からぽこぽこと湧き出す人の声、一つ一つの描写が生き生きしていて素敵です。それを目の当たりにした鈴原さんはものすごく羨ましかったんじゃないでしょうか。わたしも寝転がってみたい。 こみねゆらさんの柔らかい色使いのイラストとも合わさって、読後は優しい気持ちになれる本です。
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まわりに流されないで自分のペースで物事をすすめるえりながとても素敵だと思いました。 こんなふうに空を眺めることって大人になってからないかもと少しさびしい気持ちににもなり、天気のいい日に熱転がれる緑がある場所がほしいって思ました。
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