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建築家の自由 鬼頭梓と図書館建築
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 建築ジャーナル |
発売年月日 | 2008/06/20 |
JAN | 9784860350604 |
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建築家の自由
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
興味があって。 小学生のころ、自転車やバスで図書館に通っていた。 今も図書館にはお世話になっている。 なので、その存在はあまりにも当たり前で、 図書館の必要性とか社会的意義を考えたことがなかった。 この本は建築に興味があって読み始めたが、 日野市の図書館が移動図書館からはじま...
興味があって。 小学生のころ、自転車やバスで図書館に通っていた。 今も図書館にはお世話になっている。 なので、その存在はあまりにも当たり前で、 図書館の必要性とか社会的意義を考えたことがなかった。 この本は建築に興味があって読み始めたが、 日野市の図書館が移動図書館からはじまって、 ようやく建物として図書館になっていった話とか、 その意義について考えさせられた。 鬼頭梓のインタビューで、 父親が語学が好きで、英独仏露伊の五か国語が読み書きできて、 船に乗る間に次の国の言葉を覚えて辞書を捨てたとか、 革命後のロシアの調査のために、 ドイツの共産党テニス倶楽部の紹介でモスクワの共産党テニス倶楽部に行けたとか、 帰国時は赤旗で送られたとかが面白かった。 本人の話では、東京大学の建築学科に入る前、 兵隊に行くのを避けるため理学部人類学科に入り、 一年間医学部と一緒に基礎医学を勉強し、 解剖をやったというのに驚いた。 あとは、「名建築で昼食を」でも登場していた「国際文化会館」で、 設計の三人、前川國男、板倉準三、吉村順三が一緒に事務所にきてくれず、 来てもゴルフの話をして帰っちゃうというエピソードも面白かった。
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図書館戦争のモデルにもなった東京の日野市立中央図書館をはじめ、数々の図書館を設計してきた鬼頭氏の自伝的エッセイと作品コンセプト集。 建築家としてのポリシーを感じさせる。公共図書館の設計を競争入札やプロポーザルで行う事の難しさを強調する。しかし、現実問題として公共の施設の設計を特命随契にすることは、ハードルが高すぎる。せめてプロポーザルでと思うが、設計者から言わせると、どのような図書館を作りたいのか、どのように考えているのかをひきだすことが難しく、依頼者の望む設計ができないとの事。でも、談合に対する批判がこれだけ喧しいように、公の公正な執行を期するためには、難しい問題だと思う。(オオ、役人のような事を書いてしまった!)
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日野市立中央図書館、東京経済大学図書館、兵庫県洲本市立図書館など数多くの図書館建築を手掛けた建築家鬼頭梓の本。 戦後の民主主義台頭のための施設としての図書館設立から、市民によりそう図書館への変遷が、図書館建築と共にわかり勉強になりました。 ノーステップ、フラットフロアーの図書館、...
日野市立中央図書館、東京経済大学図書館、兵庫県洲本市立図書館など数多くの図書館建築を手掛けた建築家鬼頭梓の本。 戦後の民主主義台頭のための施設としての図書館設立から、市民によりそう図書館への変遷が、図書館建築と共にわかり勉強になりました。 ノーステップ、フラットフロアーの図書館、建築家が図書館について深く係わってきた結果の現れに思いました。
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