商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/06/30 |
JAN | 9784048738484 |
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山河果てるとも
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山河果てるとも
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
息子の信雄を伊勢の北畠家に入れ事実上乗っ取た.信長はいよいよ自治意識が強く手強い伊賀進行に着手する.信雄の勇み足で当初は伊賀勢有利だが信長の大軍団の前にはいかに善戦しようとも蟷螂の斧.織田型に寝返るものも多く左衛門,小源太などの幼馴染も別々の道を行く.信長の出現がなければ平和な里...
息子の信雄を伊勢の北畠家に入れ事実上乗っ取た.信長はいよいよ自治意識が強く手強い伊賀進行に着手する.信雄の勇み足で当初は伊賀勢有利だが信長の大軍団の前にはいかに善戦しようとも蟷螂の斧.織田型に寝返るものも多く左衛門,小源太などの幼馴染も別々の道を行く.信長の出現がなければ平和な里であったものを.
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※このレビューにはネタバレを含みます
伊東潤の歴史小説は評判がいいので、読んでみた。 舞台は天正伊賀動乱、伊賀の国衆ら半士半農の地侍達が織田一族の天下統一に呑みこまれ、勝ち目なき戦いをいかに戦って行ったのか。 主人公をおかず、伊賀側の若者たちや織田信雄ら、たくさんの視線で物語を見させていく描き方が読み手をグイッとひきつける。読みにくさを感じる硬めの文章だけど、無情の悲劇な物語にマッチしていて良い。 伊賀や伊勢方面に訪れる時、きっとこの物語の事を思い出すに違いない。近鉄電車の車窓から見える田園風景が、きっと今までと違って見えるに違いない。
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映像化した画面を想像しやすい小説でした。 伊賀国の小説はあまり読んだことなかったです。 しかも、伊賀国の登場人物は、忍者としてではなく、土着の武士として表現されています。 わたしのような知識が浅い人には、どこまでは史実なのかわからなかったので、あとから勉強し直しました。
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