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チボー家の人々(12) エピローグ 1 白水Uブックス49
1,067円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 1984/03/01 |
JAN | 9784560070499 |
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チボー家の人々(12)
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チボー家の人々(12)
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
これはチボー家とフォンタナン家の物語なのだ。エピローグにはジャックとアントワーヌの妹ジゼールにもスポットがあたる。ジャックの遺児を育てるジェンニーは、母からも離れて一人の女として独立して生きていきたいと言う強い女性だ。その母であるフォンタナン夫人の変わりっぷりもすごい。女たらしの...
これはチボー家とフォンタナン家の物語なのだ。エピローグにはジャックとアントワーヌの妹ジゼールにもスポットがあたる。ジャックの遺児を育てるジェンニーは、母からも離れて一人の女として独立して生きていきたいと言う強い女性だ。その母であるフォンタナン夫人の変わりっぷりもすごい。女たらしのダニエルは戦渦で障害を負い、アントワーヌも毒ガスの後遺症に悩む日々。戦争のせいで何もかも変わってしまったが、彼らが家出をしたり、甘い恋に酔っていた頃から7,8年しか経っていない。社会や国の行く末を真剣に憂える若者はまぶしく感じた。
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ジャック亡き後も、その存在は皆の心に影響を与えている。アントワーヌを通して、とりわけ女性たちが社会的な居場所を占めている描写が印象的。フェミニズムが明かした戦争が女性の社会進出をもたらした好例。
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