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塔 河出文庫
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塔 河出文庫

福永武彦(著者)

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塔 河出文庫

572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 1984/11/01
JAN 9784309400983

¥572

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2013/08/31

福永武彦は高校の時に『草の花』(大好き!感動!設定だけで泣けそう!)を読んだきりだったんですが・・・ 図書館でばったり出くわしたので読んでみました。 なんか・・・日本語って綺麗だなぁって思いました。 ページ見るだけで幸せ。 漢字が素晴らしい。ずっと見ていたい。 『階』っ...

福永武彦は高校の時に『草の花』(大好き!感動!設定だけで泣けそう!)を読んだきりだったんですが・・・ 図書館でばったり出くわしたので読んでみました。 なんか・・・日本語って綺麗だなぁって思いました。 ページ見るだけで幸せ。 漢字が素晴らしい。ずっと見ていたい。 『階』って読めます?『かい』じゃないですよ?『きざはし』ですよ?最高! 子供が歌う歌の意味を理解できればなぁ、と思いました。そこまで読み取れなかった・・・まぁ、解釈はそれぞれでしょうけど。 で、内容はというと・・・ 『塔』という題からもわかるように、ある少年が塔を昇る話です。(・・・) 階を上がるごとに、鍵を開けてさまざまな部屋に入るわけですが・・・いやはや人間というものは・・・ 何を得てもその現状に満足できず、失って初めてその大きさに気付く。うん、こんな塔は存在しえないけど、人間の本質のようなものが見えました。 結局、一人なのかぁ・・・ そういえば、『草の花』も「どんなに愛し合っても共にはいられない~」っていう話だったような・・・ うん、教訓めいてて嫌いじゃないです。 なんか、むりやりプラスに持っていく話とか、「幸せになる方法」やら「楽しく生きるために」みたいな本は読んでて虫唾が走るほど嫌いなんですが、こういう伝え方は好きかもしれません。

Posted by ブクログ

2011/12/14

再々々読……くらいでしょうか。 最初期作品集というコレが、 手持ちの福永本の中では意外に印象が変化していない気が。 今回は、とぼけた味わいの「雨」がよかった(^^)

Posted by ブクログ

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