商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アノニマスタジオ/KTC中央出版 |
発売年月日 | 2008/06/18 |
JAN | 9784877586652 |
- 書籍
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森の暮らし
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森の暮らし
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作者の安部さんの感動や驚きが、少女のような感性で素直に、率直につづられるのがいい。 自然とともに、人間以外のたくさんの動物や虫や植物などと暮らすということ。 寒さの厳しい土地に暮らすということ。 その苦労と喜び… 読み進めるにしたがって、なんだかわたしはローラ・インガルスシリー...
作者の安部さんの感動や驚きが、少女のような感性で素直に、率直につづられるのがいい。 自然とともに、人間以外のたくさんの動物や虫や植物などと暮らすということ。 寒さの厳しい土地に暮らすということ。 その苦労と喜び… 読み進めるにしたがって、なんだかわたしはローラ・インガルスシリーズを読んでいるような気持になってきた!(大自然の恐ろしさ、美しさ、素晴らしさ、工夫や知恵、喜びや感動!とくに「長い冬」を読み返したくなった。) 写真も素晴らしいです。 グミやヤマブドウ、ハーブをつけこんだ果実酒は見とれてしまうほど美しく、隣のフルーツ漬けもなんとおいしそうなこと。 霜の花など自然の作り出す造形は、安部さんの書かれているとおり、どんなジュエリーデザイナーも作り出せない美しさ。 心を打たれたのは、自然とともに暮らす優しい心遣いでした。例えばこんな箇所とか。 p128「ネズミの布団づくり」 「あぁ、忙しい、忙しい。すり足、さし足、忍び足、なぁんて気を使っている暇はないのよ。もうすぐ冬がやってくるのだからね! 早くふわふわのお布団をつくらなきゃ」 きっとそんな風にぼやきながら、ネズミ母さんが冬布団づくりに大わらわしているのでしょう。 そう思うと「長く厳しい冬を、ともに元気に過ごしたいね」なんて話しかけたくなるのです。 p160にあるように、動物の死骸を目にする機会もしばしば。否が応にも死と直面し、思いをはせる。 そんな、生活の中から生まれてくる思想のようなものは、もっとも尊いことじゃないかなあと思った。 (引用) p105 たいまぐらで暮らす前、私は当然ながら、人間との間に一番多くの関わりを持って生きていました。いろんな人間がいるなぁと感動し、(略)。でも、今、改めてふりかえってみると、その「いろんな」の範囲は実に限られたものだったと思い知るのです。 今、私のまわりには、人間はもちろんですが、多種多様な生き物が存在しています。関わりという言葉は当てはまらないかもしれませんが、その生きざまを目にする機会もすくなくありません。 そしてしみじみと感じるのです。本当にいろんな生き物がいるなぁ、本当にいろんな生き方があるなぁ、と。たいまぐらで暮らすようになってから、私の中の「いろんな」はずいぶん大きくひろがりました。「いろんな」命や「いろんな」生き方があるからこそ素敵なんだ。本当にしみじみと思えるようになったのです。
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兎にも角にも森の暮らし素敵です。 猫の姿、雪の景色、ストーブ、ゆげ・・・。 春夏秋冬 森の暮らしが味わえます。 作者のちほさんが書くブログも素敵です。 http://chihonote.exblog.jp/
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岩手県、早池峰山の懐に抱かれた小さな集落「たいまぐら」。移り住んで14年になる著者が、桶職人の夫、一人娘と一緒に営む「自然とよりそう日々の暮らし」を綴った季節の便り。春一番の雨の音、緑色の散歩、お花畑ふりかけ、木の実のお酒…。草花や虫たち、森の手作りレシピなどの写真も収録されて...
岩手県、早池峰山の懐に抱かれた小さな集落「たいまぐら」。移り住んで14年になる著者が、桶職人の夫、一人娘と一緒に営む「自然とよりそう日々の暮らし」を綴った季節の便り。春一番の雨の音、緑色の散歩、お花畑ふりかけ、木の実のお酒…。草花や虫たち、森の手作りレシピなどの写真も収録されている。 学生時代、山登りに明け暮れていた著者は、18年前、早池峰山に登ろうと、たいまぐらを訪れた。「不思議な響きのこの地名は、アイヌ語のタイ→森、マクワ→奥 ル→道が語源ではないかと言われています。『森の奥に続く道』。確かに…その通りです」。本書の冒頭で語られる当地との出会い。そして、彼女がその道の先に見つけたものは「森の暮らし」だった。現在、小岩井でCRAFT市を主催し、自らも季節の草木で布を染めるなど手仕事に深く関わりながら、身近な自然とよりそう暮らしを続けている。 早春の頃、雪から姿を現したばかりの湧き水に夏みかんの皮をさらし、薪ストーブでじっくり煮詰める。横浜の実家から届いた夏みかん。たいまぐらから送るマーマレード。毎年恒例の「いつもありがとうね」の親子往復書簡。この1冊には、森の自然に、日々の暮らし全てに対する著者の「いつもありがとう」の声が詰まっている。(S)
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