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1日3時間しか働かない国 誰もが幸せになる
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | マガジンハウス |
発売年月日 | 2008/06/26 |
JAN | 9784838718887 |
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1日3時間しか働かない国
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1日3時間しか働かない国
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商品レビュー
3.5
39件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
一日三時間労働、政治には汚職がなく、税金は教育や衣食住のために適切に使われる。お互いに思いやりがあって、学びは楽しむことから始まっていて、専門的な知識や技術を1つは身につけることで社会に役立つ…のような、理想的な国の話。 本の中にも書いてあったけど、ことごとく現実と異なるから、自分のことを見直すいいきっかけになった。現実は汚職あるし毎日何人も死ぬし、8時間労働学生も机に何時間も向かうことが当たり前、少子高齢化、人との繋がりなど本当、ほとんど反対で、終わってるなと思った。 フィクションだろうけど、世界のどこかにはこれに近い国もあるのかな、と信じさせるリアルさがあった。ここまで細かく理想でいいなと思わせる国を言葉にできるのがすごいと思う。まあ現実にあったらすぐ占領されて終わりそうだな、とか人間みんな違うんだから犯罪ゼロや汚職がないなんてねえだろなんか息苦しそうとか思ってしまう。でもそんなことは重要じゃなく、やはり自分たちのおかしさを自覚させる強い力があることが大切で、そんな粗探ししても意味無い本だと思った。世界も国も簡単に変わらないけど、自分に変えられる周りの環境から、自分にも他人にも少しでもましに作って行けたらいいなと思う。 翻訳者?のあとがきで読んだことだが、筆者は制作発表全部自分でやってるらしい、すげえ。どこにも属さないこその自由さみたいなだった気がする。映像作品が主らしい、から見てみたい。自分なりの哲学を行動に移して、結果を残して、それを継続してるからとてもかっこいい。日常への疑問や理想とか妄想したら楽しそうだと思った。
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誰もが幸せになる 1日3時間しか働かない国 1日3時間しか働かない国キルギシア、その国にひょんなことから立ち寄ることになったイタリア人の青年の手紙の形式で、キルギシアのことが紹介されます。 1日3時間しか働かなくてもよいのは、好きなことを余裕を持って行うことによる劇的な生産性の向上と、共産主義に似た最低限の生活に必要なものは全て無料で支給されるという社会制度によるものだそうです。 政治家はボランティアの持ち回り制で、施政を担当する組織と施政の改善を担当する組織が分離されていることによって、腐敗の入り込むすきもないし徹底して無駄を省くことができるという点が共産主義との違いでしょうか。 子供は本来の領分である遊びと学び(勉強ではなく自発的なもの)に専念し大人になってからクリエイティブな仕事ができる準備をします。みんなストレスなく暮らしているので、病気にもならないため、医療費もほとんどかかりません。犯罪を犯したものは、特別な服を着ることを義務づけられ、どんな罪を犯したかを聞かれた場合には答える義務を持つ。そもそもお金を多く持つことに意味がないので、ほとんどの犯罪は起きないし、これだけの処置が犯罪の抑止効果になる。 人々は、自分がかけがえのない唯一の芸術作品であるという自覚(どこかの歌のような。。。)を持つことによって、自分の好きなクリエイティブな仕事や活動によって社会に貢献することができる。 この本を読んでいる最中は、こんな社会は絶対に実現しないだろう。こういう場合は駄目じゃないか?といったネガティブな考えをしている自分にはたと気づきます。この国は日本を含めた先進国と呼ばれる社会のアンチテーゼであることに気づきます。そして、キルギシアのような国があればそこで暮らしたい=キルギシアのような生活は好ましいということに改めて気づきます。 さて、何から始められるか? でも、何かを変えるためには、どうしたいかのイメージを持つことがはじまりです。イメージはこの本の中にあります。はて、竹蔵は何から変えていこうか・・・ 竹蔵
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今の世界が8時間労働でも足りないのは、きっと人々が求めすぎたせい。叶えられることが増えるほど、その対価である負担は大きくなる。忘れがちなのに、押さえておくことが難しい大切なことを覚えておくことが、せめてもの救いである。
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