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聞いてないとは言わせない ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2008/06/15 |
JAN | 9784151777516 |
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聞いてないとは言わせない
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商品レビュー
2.5
4件のお客様レビュー
世評は高いようだが、どこといって魅力を感じなかった犯罪小説。とはいえ、テンポ良く最後まで一気に読ませてしまうのだから、筆力は確かにあるのだろう。 謎に満ちた若い男が、人里を離れて身を隠すように農業を営む40代の女を訪ねる。数週間、仕事を手伝う内に、当然のように二人は体の関係を持...
世評は高いようだが、どこといって魅力を感じなかった犯罪小説。とはいえ、テンポ良く最後まで一気に読ませてしまうのだから、筆力は確かにあるのだろう。 謎に満ちた若い男が、人里を離れて身を隠すように農業を営む40代の女を訪ねる。数週間、仕事を手伝う内に、当然のように二人は体の関係を持つ。男は、ある目的を持って女の素性を調べていたのだが、それに女が気付いた瞬間、見知らぬ男二人が突然現れ、女に向かって発砲する。 以降、強奪した金を巡る犯罪者同士の騙し合いが、農場の女を中心として展開される。平凡な女が、実はプロの犯罪者であったという設定はいいのだが、単に大口を叩くだけで、その玄人ぶりが伝わらない。これは、他の登場人物にも言えることで、元の仲間も、女に味方する若い男も、ことごとく無能で格好良くない。若い男の哀れな結末も、女の自意識過剰な台詞も、さっぱり情感が流れない。 スタイルだけのクライムノベル。
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帯に150分間一気読み、と書いてあります。確かに行きの電車で読み終わりました。うん、確かに面白い。 なんというのか。登場人物に感情移入することもなく、好き・嫌いもなくただただ物語の進んで行くスピードに圧倒されるというのか。この加速感は確かに途中で止めるのが嫌になりますねえ~ ...
帯に150分間一気読み、と書いてあります。確かに行きの電車で読み終わりました。うん、確かに面白い。 なんというのか。登場人物に感情移入することもなく、好き・嫌いもなくただただ物語の進んで行くスピードに圧倒されるというのか。この加速感は確かに途中で止めるのが嫌になりますねえ~ 自分的には最後まで犬の面倒をきちんと見ていたところに好感触。コレが最初のうちに捨てられていたら評価が下がったかもしれない。 まあでも登場人物に好き・嫌いがあったわけではないのですが。まあ何かあるだろうと思っていた主人公なのでやっぱりな、という感覚はありましたけどね。 それにしても危険な女です、うん。
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農場で働き始めた青年は年が自分の2倍の農場主の女性と恋仲になるが、そこに銃を持った男が現れて…。 甘いのは最初だけで、あとは撃ったり撃たれたり死んだり。 それがまた、非情に簡単に起こってしまう。スピーディーと言えば聞こえはいいけど、単に書き込み不足なだけ感じられる。 確かに一気...
農場で働き始めた青年は年が自分の2倍の農場主の女性と恋仲になるが、そこに銃を持った男が現れて…。 甘いのは最初だけで、あとは撃ったり撃たれたり死んだり。 それがまた、非情に簡単に起こってしまう。スピーディーと言えば聞こえはいいけど、単に書き込み不足なだけ感じられる。 確かに一気呵成に読めるけど、それは引っかかるものが何もないから。そしてあとには何も残らない。 暇つぶしにはなるかもしれないけれど、暇しか潰せないなあ。 ラストもとってつけたような印象。 この作者、L・J・ウォッシュバーンの旦那さんらしいんだけど、奥さんの書くものの方がまだマシだと思う。…奥さんの書いたものもたいがいだけどw
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