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フルトヴェングラー 岩波新書
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フルトヴェングラー 岩波新書

脇圭平(著者)

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フルトヴェングラー 岩波新書

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2013/04/01
JAN 9784004202820

フルトヴェングラー

¥792

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2024/11/10

音楽評論家(専門家)じゃない3人のフルトヴェングラーの芸術論ような小難しい本

大きく3つに分かれている。
最初(Ⅰ)は「フルトヴェングラーとその時代」と題して西洋政治思想史家に脇氏、次(Ⅱ)がドイツ文学者の芦津氏の「芸術家フルトヴェングラー」を執筆し、最後(Ⅲ)は政治学者&思想史家の丸山真男を迎えての「フルトヴェングラーをめぐって」と題した座談会形式...

大きく3つに分かれている。
最初(Ⅰ)は「フルトヴェングラーとその時代」と題して西洋政治思想史家に脇氏、次(Ⅱ)がドイツ文学者の芦津氏の「芸術家フルトヴェングラー」を執筆し、最後(Ⅲ)は政治学者&思想史家の丸山真男を迎えての「フルトヴェングラーをめぐって」と題した座談会形式。
まえがきに最後(Ⅲ)の座談会から読まれるほうがよいと推奨されていたので最後(Ⅲ)の座談会から読み始めたが、座談会は丸山氏が中心なって案の定、小難しく面白さに欠ける。(正直、最後は必要がなかったのでは?脇氏と芦津氏の章を増やした方がよかったのではと感じます。)
3人とも音楽が専門ではないので一般的な音楽書としては楽しめないが、ある程度のフルトヴェングラーのマニアの方は、最初の脇氏と芦津氏の章(ⅠとⅡ)は楽しめると思います。
なお、本体は2008年6刷で美品でした。

たか坊

2014/07/14

金沢図書館で読む。座談会の部分を読む。非常に興味深い座談会でした。丸山先生は座談の名手と言われていました。これほど面白いとは、想像できませんでした。司会をうまくつとめるだけではなく、発言も面白かったです。ある論文で、学者としてよりも、ジャーナリストとして一流と指摘しています。これ...

金沢図書館で読む。座談会の部分を読む。非常に興味深い座談会でした。丸山先生は座談の名手と言われていました。これほど面白いとは、想像できませんでした。司会をうまくつとめるだけではなく、発言も面白かったです。ある論文で、学者としてよりも、ジャーナリストとして一流と指摘しています。これは、間違いないと思います。

Posted by ブクログ

2013/06/30

なんか後ろから読めって指示があったんだけど、それなら最初から順番変えておけばいいんじゃないの? それはさておき、これはフルトヴェングラーを知るのにうってつけの本です。座談会は著名人たちが「いかに俺がフルトヴェングラー好きか」を表現していて面白い。 音楽論というより、思想的な立場の...

なんか後ろから読めって指示があったんだけど、それなら最初から順番変えておけばいいんじゃないの? それはさておき、これはフルトヴェングラーを知るのにうってつけの本です。座談会は著名人たちが「いかに俺がフルトヴェングラー好きか」を表現していて面白い。 音楽論というより、思想的な立場の話などが多く、ナチスとの関係性などがよくわかるのであった。 こちとらカラヤン世代なので、フルトヴェングラーとかトスカニーニとか言われてもピンとこないんですけどね。

Posted by ブクログ

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