商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学文社 |
発売年月日 | 2008/05/30 |
JAN | 9784762017643 |
- 書籍
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貿易・為替用語小辞典
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貿易・為替用語小辞典
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皆さん、今回は思いっきり専門的な本をレビューしますが・・・『貿易・為替辞典』なんて興味が沸きませんよね??? ですがこの貿易という業務は人の社会活動に深く影響していますので皆さんの生活から切り離せないものなのです!! では少し身近な話をしましょう。 皆さんは海外旅行に行かれた事があると思いますが、実は皆さんは貿易行為を行なっていたのです。 突然聞いて驚かれたでしょう? 勿論、条約や国際法で明記されている訳ではありませんが、国という基本を理解すればこういう解釈となるのです。 国とは国家の事でその概念とは「領域=土地」、「人民」そして「権力=主権=自治権」(WIKI抜粋)で成り立っています。 土地という領域を確保し国民がいて統治しているから国=国家なのですが、国民に全権利がある訳ではありませんよね? 簡単に言うと皆さんが土地を買うとします。 当然、その土地の所有者は皆さんです。 しかし土地を所有すると国に対して固定資産税を毎年支払う義務が生じます。 また便利だからと自動車を買うとします。 当然、自動車税や車両税、重量税なども支払わなければなりませんよね? 何故、自分の所有物なのに土地や車を取得すると国に税金を支払わなくてはならないのでしょうか? 国民の三大義務である納税義務があるから? よくよく考えてみるとそれは違うというのがわかると思います。 民間でも同じ形態で皆さんの身近な物があります。 ツタヤさんのレンタルDVDです。 皆さんは見たいDVDを自宅に持ち帰り視聴する事を許されますが所有者はツタヤのままです。 その為レンタルし続ける限り、契約に則って料金を支払う義務が生じます。 そう考えると両ケースともシステムは同じで、土地や車は国から借りているだけだという真理にたどり着きます。 そこで先ほどの海外旅行の話です。 皆さんが旅行に行かれると現地で土産物やブランド品を沢山購入されるでしょう。 当然、海外とはいえ皆さんが購入した物ですから所有権は皆さんにあります。 しかし帰国時には税関があり、土産物や日本から持参し残ってしまった煙草やお酒にも関税を要求されます。 外国産の土産物はともかく、日本で購入した個人の所有物に対しても税金を請求できるのは何故なのでしょうか? これこそが全物品に個人所有権は無く、国からの借用物に過ぎ無い事実を物語っています。 皆さんが出国した時点で日本での購入品は日本国の所有物ではなくなったのです。 ですので外国産のお土産と同じく帰国した際に物品の持ち込みを許可する代わりに料金を支払えと言っているのです。 これはレストランにワインを持ち込む代わりに店側に持ち込み料を支払うのと一緒なので理解しやすいと思います。 ですがここで一つ疑問が沸きます。 所有権が日本にあるのならば出国(輸出)する時にだけ支払いを要求すれば良いはずです。 実は19世紀頃、貿易が始まった時点では輸出課税に重点が置かれていました。 しかしそれでは国内市場以上の発展はできず、外貨を稼ぎ、国を繁栄させる事が難しくなります。 その為、関税法は変化を遂げ、国内産業を保護する為の制度と変わっていったのです。 しかし制度は変化を遂げましたが、その基本原則は変わっていません。 上記を熟考すれば実は国家が所有しているのは土地だけでは無いと思い当たります。 国家に存在する物、皆さんが着ている衣服や靴に付着した砂粒一つ、歯ブラシ一本も素直に考えれば全て国家の 所有物なのです。 しかしそれら全てに関税をかけていると大変な事になってしまいます。 その為、現金なら100万円以下、合計20万円以下の物品なら税関を無申請で通過できるのです。 言うならば見逃してもらっているだけなのです。 更に上記の考えを突き詰めれば物品だけでなく人間であってもその国に所有権があるという事になります。 その為、外国人であっても逮捕、拘留する事ができ、問題があれば個人や企業などの金融資産の凍結が可能なのです。 それが可能なのはその国に所有権がある証拠だという事実が理解できたと思います。 これが理解できればすぐに帰国できる個人旅行ならともかく、海外に進出している企業は大変なリスクを背負っている事が わかりますが・・・ その事実を大半の企業は認識していないので歯がゆくてたまりません。 う~ん・・・本当にややこしい話をしてごめんなさいっ(笑) 本作品はそういう貿易や為替についての専門用語を網羅している傑作辞典です!! 貿易用語は難しい単語の羅列が多いので・・・ 契約条件のインコタームズや為替の用語に詰まった時に大変重宝すると思いますよ??? 大枠から外れ面倒なレビューをしてしまったので妻に怒られないかが心配の・・・むうでした!!
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